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2010年 08月 07日
ダメ人間夏フェス少女イワンじーさん人間嫌い印度釈迦。
釈迦でモッシュ起きてたけど、ちょっと押されたけど、最高でしたあ。 オレの夏は実質終わったあああ。 でもまだボウディーズがあああ。 【追記】 生還しましたあ。 セトリで「夏フェス少女」とか書いてますが、もちろん“あのコは夏フェス焼け”です。自分個人的な通称を書いてしまった。すみません。あとあのー、クイックレポのライターさんが、「スラッシーなメタルのオープニングSE」って書いてますが、筋少のオープニングSEはキッスの“God Of Thunder(雷神)”だったんですけど。 あれって「スラッシーなメタル」なのか? ▲
by red_95_virgo
| 2010-08-07 18:07
| 筋肉少女帯
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2010年 07月 01日
2008年度に引き続き、今年もROCK IN JAPAN FES.2010に降臨します筋少ちゃん。
8月7日(土)、日帰り参戦することに決めました。 胆嚢喪失後初ライヴが6月19日赤坂BLITZの筋少ちゃんでした。 チケット取ったときには胆嚢をなくすことなど予定していませんでした。なんだか神様が誂えてくれたような成り行きでした。 腹の傷の治りがいまいちだから前方に行くのはやめとこうね、うんそうしようね、とか思ってたくせに客電落ちたらだめでした。でも、さすがワールドカップVSオランダ戦の日だけに世界から零れたひとしか筋少のライヴには来てなくて、ほどよくすいていて楽でした。喪失感と相俟って、いろいろ感極まりました。 そして、胆嚢喪失後初野外で筋少ちゃん@ひたちなか。 「うぐうぐ」の最初の「う」までしかビールのめないのに夏フェスて、と忸怩たる思いもよぎったりしますが、考えてみればべつにビール飲みに行くわけじゃないんだった。音楽聴きに行くんだった。どうも本末転倒になりがちです、夏は。 先日出た新作はファンの間で賛否まっぷたつのようです。初聴きの印象は『エリーゼ』みたい、とちょっと思いました。ジャケのアートワークが対称しているイメージだからかも知れません。ライヴでの世界の創り方は相も変わらず強引でした。図太い生命体です、筋肉少女帯は。 『蔦からまるQの惑星』/筋肉少女帯 ![]() M02 レセプター(受容体) M03 ワインライダー・フォーエバー(筋少Ver.) M04 家なき子と打点王 M05 爆殺少女人形舞一号 M06 あのコは夏フェス焼け M07 暁の戦力外部隊 M08 捨て曲のマリア MQ 若いコとドライブ〜80'sから来た恋人〜 M10 ゴミ屋敷の王女 M11 ア デイ イン ザ ライフ ▲
by red_95_virgo
| 2010-07-01 09:40
| 筋肉少女帯
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2009年 12月 22日
赤坂Blitzで、2009年最後となる筋肉少女帯さんのライヴに参戦してまいりました。
お仕事の都合で開演ぎりぎりに滑り込んだので、もはや前方エリアは諦めて、まんなからへんの柵のすぐ後ろんとこで観てました。どえらいおもしろかったー。選曲的にも演奏的にも、先日の横浜よりもよかったかも知れません。足元にコートを置いて観てたのですが、宴果てて、退場すべかとコートをもちあげたらそこに ![]() 天使様(←きったかさん)の翼からこぼれおちた羽が、ふんわりと うわああああ。 また拾っちまっただよう。 10日前が奇跡だったのだから今回はもはや欲はかくまい、たとえ建て前の餅撒き状態の如き餓鬼地獄が目の前で展開されていたとしても平常心平常心、と思って謙虚な気持ちでいたのがかえってよかったのでしょうか。 昨日は池袋でリウイエさん。 今日は赤坂で筋少ちゃん。 そして明日は大阪で吉井さん。 という近来稀にみる奇跡のスリーデイズの渦中におりますが、冬至の夜だけにこの恩寵はひときわ身に沁みます、ううう。19年間一枚たりとも拾えなくって、12月に2枚も聖なる羽をいただいちゃった下僕の明日はどっちだ? ま、どっちだってよいですが、とりあえず筋少ファンの皆さまにも新たなる恩寵が。来年3月のライヴが下記のように決定しております。 3月27日(土)・28日(日) がんばるぞー。 ▲
by red_95_virgo
| 2009-12-22 23:57
| 筋肉少女帯
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2009年 12月 12日
筋肉少女帯さんのライヴをはじめて観たのは、1990年6月7日。
新宿厚生年金会館大ホールでした。 そしてその年の9月5日、私の誕生日に、メジャー3rdシングル『サボテンとバントライン』が、発売になったのでした。 筋肉少女帯のギタリスト橘高文彦先生が、使用済み・未使用とりまぜて、ご愛用ピックをフロアに投げる・もしくは唾とともに吐き出す・あるいは大量にばらまくのは、いつからか、筋少ライヴのお約束イベントになりました。 私は1990年6月7日以来、数え切れないほど筋少のライヴに通っています、 定位置は毎度橘高先生マイク前、最前から10列目くらいです でも、生来とってもとろくさく出来上がった人間なものですから、先生のピックをゲットできた例しが、これまでございませんでした。 1990年からこっちスタンディングライヴではずうっと橘高先生サイドにいますので、まちがいなく顔は覚えられています。ライヴ中に一度は、アイコンタクトして頷いてくださる。見た目はあんなですが、律儀な先生なのです。 たまにぼへーっと大槻や内田様やオイちゃんやエディをみていると、そういうときに限って視線を戻すときまって目があったりなどして、 「オレだけを見んか!」 みたいなとげとげしい目をされる橘高先生。 すみませんご主人様。奴隷の分際で。 そしてまた、おそらくはこちらをめがけて投げてくだすったのだろうに、たまたま運悪く“バトル野郎”で、 「きわっ、めろっ、みちっ! さとっ、れよっ、われっ!」 とかバッキバキ正拳突きをかましているこぶしにピックがあたっちゃったりなんかして。 そのまんまはじき飛ばしちゃったりなんかして。 奴隷に投げるタイミングをみきわめてください橘高先生……。 そんな感じで、お友達がもれなく橘高ピックを拾いまくっていた19年間、私はひとり、涙を呑んでまいりました。 19年ですよ。 生まれた子どもが来年成人式で、そろそろ振袖作らないとおとうさん、など思案する時間です。 そんなにも長い時間、私は橘高先生のピックを、一度たりとも拾えなかった。 ま、そんなふうに人生を棒に振ってゆくのが筋少ファンのさだめなのです。 それがどうした僥倖でしょうか、今夜。 先生側マイク前の柵から三列目ぐらいにいた私に、天使さまが、聖夜にさきがけて恩寵をくださいました。 “暴いておやりよドルバッキー”間奏のときに、橘高先生が投げられたピックが、うつくしい弧を描いて私のあしもとに、ぽとりと。 ピックがフロアに落ちますと、餓鬼地獄ににぎりめし投げこんだみたいな殺し合いになるのが常です。ですがこのときは、まるで時が止まったかのように、はかなくとける白い雪のようにひそやかに、私の足元に、それは横たわったのでした。 かがみこんで、手を伸ばして、拾おうとして、手が震えて、幾度もしくじりました。 先生と、記念撮影。 ![]() ▲
by red_95_virgo
| 2009-12-12 23:51
| 筋肉少女帯
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2009年 12月 04日
“イワンのばか”は、90年代筋肉少女帯の『月光蟲』という名アルバムに入ってる名曲です。
タイトルは、有名なロシアの童話の本歌取りです。 せんだって筋肉少女帯さんのライヴに行ったらば、オーケンがMCで、「自分は『イワンのばか』を読んだことがない」と言っていました。 そういえば私は、「イワンのばか」を読んだことがあったっけか。 小学生だった時分は既にはるか忘却の彼方ですし、いま現在、リアルばかと化しているため、どうもよくおぼえていません。 こないだ地元の図書館に仕事の調べものしに行ったらば、リサイクル文庫(要らなくなった本を自由に持ち込めて、欲しい本を自由に持ってっていい)に、『母と子の名作文学24 イワンのばか』(1967年 集英社刊)があったので、ここを先途とばかりにお持ち帰りしました。 で、まずびっくりするわけさ。『イワンのばか』を書いたのがかの文豪トルストイって事実に。 知らなんだわ。さすがばかだけに。 巻頭に掲げられた「みなさんへ」という訳者の言葉を引用してみますね。 イワンの ばかは、ロシアの しょうせつかであったトルストイの かいた、りっぱな どうわです。 さようでございますか。 次のページの「もくじ」をみますと、早くもほどよく腰が砕けます。 「おどりを おどる へいたいさん」 なにやら かわいい な。 “踊るダメ人間”の ほうがを ここに みるようだ。 それにしても 1字アケは くせに なるな。 「ばかが 王さまに なった」 「やっぱり ばかになった おきさき」 こまります そんなくに。 「にいさんたちの しっぱい」 なんだか しんこく ……。 「だれも へいたいに なりてが ない」 ぜつぼう てき。 むかし むかし、ある国の あるところに、たいへん くらしむきの よい、おひゃくしょうが すんでいました。 長男はともかく二男三男の属性ってなんでしょうか。特に三男。デビュー当時から「ばか」なんだもの。 わたし、「イワンのばか」って、ピュアでイノセントな藍宇みたいな男の子が、だまされたり裏切られたりバイセクシャルの青年実業家に売り飛ばされたり(え)なにかと踏んだり蹴ったりな目に遭わされて、それでもピュアでイノセントなまんま、悪いひとびとを改心させたあげく自分は早死にするかなしい話なんだ……などと勝手に思っていたんでした。 しかし、レフ・ニコライヴィッチ・トルストイの思惑とは、どうやら違ったようなのでした。 イワンは最初っからばかのままで、ラストまで堂々とばか一代をつらぬきとおすという、そういうお話なんでした、「イワンのばか」。 手に たこのある人は はたらきもの。 手に たこのない人は なまけもの。 ばかが王さまをやっている国では、手のたこのあるなしで、そんなふうに、仕分けされてしまうのでした。 「イワンのばか」は、こんなふうに終わります。 イワンは いまでも いきていて、みんなが イワンの ところへ やってきます。ふたりの にいさんたちも、せわになっています。イワンは だれでも かんげいしますが、手に たこのある 人は、テーブルに つかせ、たこの ない人には みんなの のこりものを たべさせています。 どうしましょう。 わたしは 手に たこなんか ないから、一生 のこりものを たべて 生きていくしか ありません。 【参考資料】 1991年の筋肉少女帯による“イワンのばか” 2006年の筋肉少女帯による“イワンのばか” ▲
by red_95_virgo
| 2009-12-04 22:08
| 筋肉少女帯
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2009年 11月 08日
筋肉少女帯さんCOUNTDOWN JAPAN 09/10参戦おめでたう!!!
と、浮かれた記事を書こうと思ってふとかえりみれば。 筋少ちゃん出るのって12月28日月曜日じゃないですかい……。 吉井武道館の日じゃないですかい……。 そりゃ、28日の開演予定時刻は13時ですから。 日のあるうちにご出演ならば、筋少ちゃん→吉井ちゃん の梯子も可能です。うまくすりゃ9mmとか民生さんとか頭脳警察とかトライセラとか、なんかしら観れたりするか知れない。 でも、そんな明るいうちからおでましなのかしら。 あの妖怪みたいなひとたちが。 海浜幕張駅を17時前後に出れば、18時の開演までには千鳥ヶ淵に辿り着ける、というところまで、とりあえず調べときました。タイムテーブル発表の日が人生泣き笑いです。ていうか30か31かに吉井さんが出そうな気すらする。やきもきすんなァ……。 ▲
by red_95_virgo
| 2009-11-08 00:05
| 筋肉少女帯
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2009年 09月 27日
もう先週のことになってしまったですが、覚えとして書いておきます。
【9月21日に演奏した曲目】(アルバム順) 仏陀L:モーレツア太郎/釈迦/オレンヂ・エビス/孤島の鬼/サンフランシスコ/イタコLOVE〜ブルーハート〜/ノーマンベイツ/ペテン師、新月の夜に死す! SISTER STRAWBERRY:マタンゴ/キノコパワー/夜歩く 猫のテブクロ:これでいいのだ/星の夜のボート/GO!GO!GO!HIKING BUS/最期の遠足 サーカス団パノラマ島へ帰る:ビッキー・ホリデーの唄/詩人オウムの世界/23の瞳/パノラマ島へ帰る/また会えたらいいね 【9月22日に演奏した曲目】(アルバム順) 月光蟲:風車男ルリヲ/少年、グリグリメガネを拾う/デコイとクレーター/サボテンとバントライン/イワンのばか 断罪!断罪!また断罪!!:踊るダメ人間/猫のおなかはバラでいっぱい/パブロフの犬 エリーゼのために:人生は大車輪/世界の果て〜江戸川乱歩に〜/ソウルコックリさん/じーさんはいい塩梅/スラッシュ禅問答/愛のリビドー UFOと恋人:暴いておやりよドルバッキー/くるくる少女/高円寺心中/きらめき/タイアップ/バトル野郎〜100万人の兄貴〜 各日20曲、計40曲。 一曲たりともかぶっておりません。 凄まじいバンドだと思いました筋少。改めて。 そしてその40曲全部歌って踊れる自分て……。 凍結前の筋少オリジナルフルアルバムはこのあとにも『レティクル座妄想』『ステーシーの美術』『キラキラと輝くもの』『最後の聖戦』と続きますが、その全曲もたぶん歌って踊れる自分て……。 で、イエロー・モンキーのトリビュート問題には「けっ!」とかゆってるくせ、筋少のトリビュートだったらまずまちがいなくノリノリのノリスケさんになれる自信まんまんな自分て……。 わたしの血肉の半分ぐらいは、筋少で出来ているのかも知れません。 そういえば、筋少のライヴに行き始めたくらいのころ、自分は太極拳を始めたのです。 そして、筋少の凍結とほぼ同じくらいのころに、ぷつりと太極拳をやめてしまったのでした。 べつになにも筋少のライヴに耐え抜くために太極拳を始めたわけじゃあなかったが、いまになってみれば、鍛えられる時分に足腰鍛えておいてほんとうに良かったと思います。 橘高文彦さんマイク前で2時間半立ちっぱ・押し合いへし合いどつき合い・汗とか皮脂とかなんかよくわかんない体液とか体臭とかいろいろまみれてしまうつらいライヴに耐えていられるのは、ある意味太極拳のおかげでもありました。ありがとう太極拳の神様。秋が深くなったら三十二式剣再開します。 そして師走の筋肉少女帯さん動向。 ●12月12日(土):横浜BLITZ ●12月22日(火):赤坂BLITZ ●12月23日(水・祝):LIQUIDROOM 9月29日(火)OFFICIAL HPにて詳細発表!! だそうでございます。 23日はすっかりチケットとれるつもりになってる吉井城ホールですからだめですが、12日と22日は参戦いたす予定。こっちもチケット、すっかりとれるつもりになってるが。どうなるんだいったい。吉井武道館も、どうなるんだ。ああもう胃が痛い。 ▲
by red_95_virgo
| 2009-09-27 22:41
| 筋肉少女帯
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2008年 11月 22日
12月の筋肉少女帯さんのライヴのチケットが1枚ございます。
【09間近! やるべきことを筋少はやる】 会場:SHIBUYA AX 日時:12月20日(土) 17時開場 18時開演 番号:A890番代 枚数:1枚 価格:6000円 お振込確認後、配達記録郵便にて発送します。 振込手数料+送料はこちらが負担します。 14年ぶりの武道館を経た奇跡の猿バンド・筋少ちゃんをこの際観ておいてもよいぞ、というお心の広い方は、メニュー欄にある私のメールアドレスまでメール下さい。 どうぞよろしくお願いします。 上記チケット、「嫁に欲しい」とのお申し入れをいただきました。どうもありがとうございました。当日はご一緒に愉しみましょう! ▲
by red_95_virgo
| 2008-11-22 00:12
| 筋肉少女帯
2008年 09月 23日
世のなかには、「通過儀礼」という、わりかしらくちんで便利な言葉で以て、なんでも片付けようとするひとがいる。
どうしてか。そういうひとの心情が不思議だ。ちょっと慮ってみる。 己が「世界」に真っ当に存在しているということを、あんまり疑ってみた事の無いひとなのかな、とか。 己の真っ当さを、どこまでも健全に信じていられるのかな、とか。 はたまた、「世界」に真っ当に存在するために、日々身を削るような思いをしているひとなのかな、とか。 おおかたの人間は、なにかと面倒臭いお年頃になにかと面倒臭いことになってしまいます。んで、それを少しでもどうにか楽にしようと、いろいろなものに方途を探ってみたりするわけです。 そうして、「楽になる」が達成されれば、方途のその先は、思春期特有の気の迷い。もう「終わったこと」にしてしまう。「忘れてしまう」ことにする。 というのが、そういうひとの居るところなのかな、とか。 いつまで経っても「楽になる」がうまくできない。 いつまで経っても、なにかと面倒臭いことで躓いてばかり。 だからいつまで経っても、方途を探る旅から帰れない。 「世界」に対置する「辺境」。 或いは「森」。 そこから帰れない。 泉で水を汲んだり薪を拾ったりしてのほほんと暮らしているうちに、気づけば「世界」から零れている。 けっして零れたいと望んだわけでは無いのだが、零れている。 ちょっとびっくりする。 零れたところに還ろうとおもうと、 「もうあんたこっち入ってこられません」 とぴっしゃり門を閉ざされたりして、また倍もびっくりする。 そうした経験を、そうした経験によってもたらされる諸々の感情を、一片も味わわずに生きてこられているひともいるってことなのでしょうか。 でも、それはそれで良い、とも思う。楽しいんだろうなとも。 「こっちはもっと楽しいのよ。そんな日当たりの悪い森のなかで拗ねたり不貞腐れたりしていないで、こっちに出ていらっしゃいな」 純粋無垢なる善意で以て「世界」の高みからこちとらを見下ろして、有り難くも手を差し伸べてくださる方もいて、その指先をぼんやりみあげながら、 「うん、ありがと。でもさあ、あなたのその善意の底っていったいどこらへん?」 と、ぼんやり思ったりもして。 だって、あんたのほうが門を閉ざしてるくせにさ。 こっちに下りてくる気もないくせにさ。 なんてなことを言うと、 「拗ねたり不貞腐れたりしている」 というふうにしか。 たぶんそういうふうにしか、そのひとの目には映らないんだろうな、と思ったりもして。 そう、たぶん、私がこんなことを書いているってこともまた。 ま、しょうがないやね。だって、実はけっこういいひとかも知れないもんね。 自分がいろんなことを「つまらない」と思うのは、そう思う自分自身がまずつまらないから、なのか? 本当に、そうなんですか? 私がこういうことにしつこくこだわらざるを得ないのは、これが筋肉少女帯というバンドが結成からこっち、「世界」に問うてきた命題であるからだ。 1994年12月以来、14年振りの「日本武道館の筋肉少女帯」というものを体感してきた。開演前、1階東スタンドの自分の席から、お客さんをずっとみていた。 いろんなひとが、いろんなふうに、そこにはいました。 偶さか筋少の武道館に集っているからといって、このひとらと無条件に友達になれるわけじゃない。むしろむかつくやつらが多いんだろう。同じバンドを好きだからといって、同じ場に集まっているからといって、すぐに「共有」とか「共感」とか「仲間」とかいう美しさ(ああ怖気が立つ)で括ってうっとりする趣味は、私にも無いしこのひとらにも無いだろう。 だから筋肉少女帯というバンドを愛していられるんだろう。 というのも、幻想なのかも知れないなあ、とか。いろいろと考える。 零れても零れても深い森。 人生とはそんなものなんだろうと、「己の人生」に特化すりゃきっとそうなんだろうと、ようやく見定めることができたような気がする。 私たちはつまらなくなんかない。 誰がなんと言おうとも。 だから、 ありがとう筋少。 ▲
by red_95_virgo
| 2008-09-23 22:43
| 筋肉少女帯
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2008年 04月 19日
ぼんやりしてたら決まってましたよ。
筋肉少女帯、ROCK IN JAPAN FES.2008・8月2日(土)降臨です。 解凍→再結成→アルバム発売と、筋少年表的には歴史的大事件の釣瓶打ちだったこの2年ばかしですが、ロッキング・オン媒体ではそんなもん無かった事にされており。 まあそれもしょうがないかと。いまさらJAPANにゃ載らないだろうよ。だいいち山崎さん筋少なんざ好きじゃなかろうよ。筋少を積極的に取り上げてくれてたのは市川さんと鹿野さんだったもんね、と思ってたらいま出てるbridge56号に兵庫さんによるオーケンのインタビューが掲載されたりして。 おやどうした風の吹き回しと思ったらそんな真相だったりして(笑)。 吉井さんは今年は夏フェスには出なかろうからひたちなかは度外視でしたが、やっぱりこりゃ参戦が筋少ファンとしての義務だし礼儀ってもんでしょう。 しかも同じ日にSOIL&“PIMP”SESSIONSもだ。時間かぶんなきゃいいがなあ……。 ▲
by red_95_virgo
| 2008-04-19 11:42
| 筋肉少女帯
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