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2008年 05月 04日
「ひょうちゃん」というのは横浜名物・崎陽軒のシウマイ(「シューマイ」と表記してはいかん)についてくる、陶器製の醤油入れのこと。
ひょうたんだから、「ひょうちゃん」。 わかりやすいネーミングです。 当初は単にのっぺらぼうのひょうたん型醤油入れだったのを、漫画家の横山隆一先生が目鼻を描いてくださり、「ひょうちゃん」という名前まで付けてくだすったとか。 むかし横浜の親類が遊びにくるとき、みやげはきまって崎陽軒のシウマイでした。 箱をあけると、すみっこにひょうちゃんが鎮座しています。 横山先生ゑがくひょうちゃんは、しかし、なんかどっか変でした。 なにかにものすごく怒り狂っているひょうちゃん。 ほのかに邪悪なほほえみをたたえるひょうちゃん。 人生に疲れきったひょうちゃん。 完全にイっちゃった目をしたひょうちゃん。 子供心にもどうにも不気味なものが多く、ていうかむしろ進んでかわいくない方向に針が振れている。 「描いてるひとは、どういうつもりなんだろう……」 と訝しく思いながらシウマイを食っていたものです。 自分はなにかを集めるのがすきじゃないので、たまにシウマイを買っても使用済みひょうちゃんはとっとと捨ててしまうんですが、K+Y blogさんで、 「こんなすてきなひょうちゃんのリノベーションも、あったのか!」 とメカラウロコのひょうちゃん活用法を教えていただきました。 可憐な野の花と、やっぱりちょっとどっか不気味なひょうちゃんのコラボレーション。 俳味がありますね。 てなわけでカテゴリは「アート」(笑)。 ★そんなアーティスティックなひょうちゃんについてもっと詳しくなりたい方はこちらへ。 ★ハマっ子ひょうたんのひょうちゃんは、じつは愛知県瀬戸市のヤマキ電器さんで生まれているのだった。知らなかったよ。
by red_95_virgo
| 2008-05-04 23:28
| art
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Comments(4)
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祥子
at 2008-05-05 07:09
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おはようございます。(*^_^*)
地元の人間はかえってあまり買わないのか、買うとしてもシウマイ弁当の方になっちゃったりして・・・。 なので、崎陽軒のシウマイは食していても、ひょうちゃんは手元に無いです~。 ひょうちゃんに野の花・・・。 これは実に可愛いです。 で。たしかにひょうちゃんの良さは、こども心にはわかりませんでしたーーー!(笑) 久しぶりに、≪シウマイ≫を買ってみようかと思いました♪
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boro9239 at 2008-05-05 11:34
取り上げて頂き、恐縮です・・・しかもアート(笑)。
そうなのですよね、ここに描かれているキャラクター、かなり変ですよね。嫌な顔して花を持っていたり、泣きながら花を持っていたり、花持たせると可憐なくせに尚変になっていきます。いったい何人いるのかも気になりますね。 ところでシウマイ、直しときました(笑)
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red_95_virgo at 2008-05-06 13:20
>祥子さん
そんな感動ものに「美味しい!」ってわけでもないのに、横浜にお買い物に行くと、「あーもーめんどくせーから今日の夕飯ビールとシウマイでいいや」とついつい手を出してしまう崎陽軒のシウマイです。東横改札横にショップがあるってのがいけない(笑)。 そういえばシウマイ弁当もしばらく買ってないです。明日にぎわい座に行くときはシウマイ弁当にしてみようかなあ。 ひょうちゃん+野の花。アイディアですよねえ。 「ひょうちゃん=ちょっときもい」という認識で生きてまいりましたので、こういう使用法はまったく考えつかなかったです。
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red_95_virgo at 2008-05-06 13:28
>boro9239さん
すいません、記事につっこむつもりじゃなくて、商標の表記をみるときにはついつい職業目線になってしまうものですから……。 横浜生まれの私の友人は、しゅうまいというものは「シウマイ」なのだと信じて育ったため、中華料理屋でメニューに「焼売」と書いてあるのをみて、 「へー。焼いたのも売ってるんだー」 と大まじめでのたまったハマっ子の鑑です(笑)。 コレクターのひとにはたまらないひょうちゃんなんでしょうが、あれがお部屋の片隅に段ボールに大量に入ってるとこ想像すると、やはり不気味です。夜中に泣いたりしゃべったりぶつぶついったりしてそうで……。 そんなひょうちゃんの背負う不気味さが、野の花の可憐さでいいあんばいにやわらいでる感じ。さすがお住まいのことをお仕事になさる方の目線は違うなあ、と思いました。
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