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2007年 06月 07日
「穴」とか「井戸」とか大好き。
餓死する心配さえなければずーっとそういうところにこもっていたい。 そういう願望がありまくる私が、『バンビ〜ノ!』の登場人物のなかでもっとも共鳴する人。 それがパスティッチェーレ織田さん。 コクピット願望って無いですか? 自分、幼稚園に入る前ぐらいのころ、チラシの裏にメーターやスイッチ、レバーの絵を描いたのを自分の周りにたくさん並べて、 「宇宙船だか飛行機だかの操縦席にいる自分」 を想像してうっとりしていました。 「手の届く範囲内になにもかもすべてが完全無欠に揃っていて、自分以外の誰もそこに入ってこれない」 という世界こそ私がもっとも行きたいと望むところで、狭苦しくってどんづまりな穴蔵感が満ちていて、そのくせ清潔できれいという織田さんの仕事環境は、その点ほんとうに羨ましうございました。 しかも、そこで作られるものがあの美しいドルチェの数々っていうのがねえ。 自分を食わすための料理ぐらいならまあよろよろとするんですけど、「お菓子作り」というやつがもうだめだ。手に負えません。 世の中には、 「趣味はお菓子作りです」 という方がいっぱいいらっしゃいますが尊敬します。私、きっちり数値を測るという事ができません。いつだって「目分量」です。勘で勝負です。だからレシピ教えてと言われると困る。○○が××グラム、とかいうのがまるでわかりません。 「ええと、量は適当で」 「味付けはおこのみで」 とかいう、ガキの使いのような事しか言えません。料理ならばこれでもなんとかなるの。あとから直せるから。 しかし菓子は。 菓子は修正がまるでききません。 測り間違い=ストレートにだいなし になってしまいます。 ましてや、それぞれ単体で作ったパーツを、ひとつの皿の上で絵を描くように合体させて、「作品」という集合体を創り上げる「ドルチェ」なんて。 べつに料理人志望でもなけりゃ「趣味:お菓子作り」でも無い自分でもこの程度の事なら知っているのに、なんで調理師免許まで持ってる伴君は、そういう事をまるっきりなんにも知らないんだろうなあ。 けどまあ、伴君が白紙の「バンビーノ=赤ちゃん」状態でいてくれないとシナリオが動けません。 主人公なんてのは、ある程度ばかでうざいくらい学習しなくてちょうど良いと思う。ばかにデフォルメかけたとこから「ドラマ」が転がりだすという事も、作劇の手法としては正当。 しかしこんかいばんはひとつがくしゅうした! ウィンクを覚えました(笑)。 仕事中にフェロモンだだ漏れのひととでれでれウィンク交尾すんのはやめてよ伴君。 伴君がばかでかわゆくあればあるだけ、周りにいる悪いおとなのひとたちは、 「じゃあさじゃあさ、おじさんがもっとおもしろいことおしえてあげるね」 になっちゃう。バンコーネの両端のおっさんのデレ顔見れば一目瞭然です。 このドラマは「少年の成長物語」の体裁を取りながら、実は「少年の成長物語」以上に、 「中高年層の教えたい欲を満足させます」 という点に比重が置かれているのかも知れない。 最近の若いもんは、そんなにも、おっさんの教えたい欲に鈍感なんでしょうか。 鈍感なんだろうなあ。 察してやりなさいよ、と思います。 その点、伴君は完璧ですよね。 原作じゃまがりなりにも「バッカナーレの2トップ」とかいわれてる存在のくせに塩をかけたら溶けそうなデレっぷりのおふたりを見ていたら、なんか今回わたくし、すいません、一抹の悲哀すら感じてしまいました。 悲哀ついでに私服ですが。 いや、90年代にイエロー・モンキーのライヴ行くとああいうひといっぱいいたなあと思って。 給仕長みたいな「60〜70年代っぽい柄シャツ+デコサングラス」はむしろ女子に多かった。 あれでパンツがベルボで靴がバッファローだったらどこからどうみても正統イエロー・モンキーファンの女子です。 (かくゆう自分もあれとほぼ同じ事をやっていた。すまん。いまだにやっていたりもする) いっぽう副料理長ですが。 「ふだんはスーツ着てリーマンやってるけどオレだってモンキーのライヴのときは花柄シャツさ!」 みたいな、「モンキーファンのオレのこだわり」的主張のある30代男子モンキーファンが、思えばちょうどあんな感じでしたよ。 主張はわかるけどふだん着慣れていないもんだから、なかなかこう、シャツが身体に馴染んでくんないのね。 どっかこう、かっちんこっちんなのね。 あああ『バンビ〜ノ!』の感想を書いていたはずがいつの間にか黄猿バンドむかしばなしになってしまったすみません。それもこれも副給のせいです。 「教えない。自分で感じろ」 とか。 「まあ僕にも、いろいろドラマがあってね」 とか。 燃料補給グラッツィエだ(笑)。 ズレついでに。 さっき渋谷行って某書店に入ったら、映画『憑神』のポスターが貼ってあったんで副料理長とカトリーヌのアップだけ掠め取ってきました。 副料理長は裸踊りとか、いろいろすごい事になってるらしいですよ。 カトリーヌの正統山伏っぷりも凛々しいです。 さてこそ天晴れ申兄弟。
by red_95_virgo
| 2007-06-07 22:04
| tv
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Comments(2)
Commented
by
Mari
at 2007-06-08 07:56
x
ああもう、朝から死ぬほど笑った…。ありがとうございます。私も副給補給grazie!
ところで給仕長の「バンバン」(しかも2度)は台本どおりなんでしょうかね。どおりなんでしょうけどはしゃいじゃってるとしか見えず。「飲んでくか」ってクワさんが云ったときにはちょっと戸惑ったようにも見えたのに、お隣に座ったとたんやっぱりあんななんだもんな。んもう、蛞蝓おじさんコンビってば。 私も昨日所用で渋谷通って本屋入りまして。発売中の『キネマ旬報』に最近の映画で目立ってる舞台出身の人たち、みたいな特集があって、副料理長その中に居ました。監督の思いが彼の中の「熱に火をつけた」とかなんとか書いてありました。劇中の動きは、惑星ピスタチオ時代を彷彿とさせるものがあるんだそうです。時代劇でパワーマイムって、すんげえ愉しみです。
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Commented
by
red_95_virgo at 2007-06-08 11:09
>Mariさん
ちょっと前に伴君が「ホールは軟体動物」発言してましたよね。 え、じゃあヨナさんてウミウシとかアメフラシとかナメクジとかカタツムリとかの類なのかしらと思いましたが。 やはりあのデレっぷりには一度、塩をかけてみとう御座います(笑)。 私も、給仕長の台詞、岡田さんのオリジナルを一言一句変えずにしゃべってんのか、北村一輝のアドリブなのかという点が激しく気になって気になって。『スジナシ』で「意味無い事が大好き」とか言ってましたから、もしかすると後者かも。 「それのどこがおもしろいんだ君は」 みたいな事をおもしろがっちゃうひとですからねえ、北村さんは。 キネ旬チェックしてみます。ありがとうございます。 もうこのポスターのうれしそうなお顔から十二分に伝わってきますが、蔵之介さんは基本、身体使って動いてナンボの人だと思いますから。 ちょんまげパワーマイム、激しく楽しみです!
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