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2006年 06月 30日
本日は水無月の晦日。
といえば、「夏越しの祓(なごしのはらえ)」でございます。 昨年は、YOSHII LOVINSONのツアー@Zepp Osakaついでに京都の車折神社を訪れて、茅の輪くぐりをしてきました。 これが実にどうも、癖になる気持ち良さだった。だから今年は東京近郊でどっか行こう、と計画を立てていました。 いろいろなお宮さんで茅の輪くぐり&夏越しの祓をなさっているようで、迷ったのですが、私には、どうしてもおまいりをせねばならぬところがあった。 江戸総鎮守、神田明神です。 私自身は江戸っ子でもなんでもないですが、東京にある企業からお仕事をいただいている、という事を考えて、数年前から神田明神での初詣を続けています。 やっぱり『帝都物語』にはまった身としては、将門様に仁義切らなきゃあいけません。 こちらでは、 徳川家康公が関が原の合戦に当社の勝守を授かり勝利を得たことにより、縁起の守りとされ、取引、勝負、入試等に御神徳を頂く霊験あらたかなお守り といわれる、「勝守」をいただけます。 たとえばチケットの電話予約のときなんか、これ握りしめてプッシュボタン押したりとか、よくやってます(笑)。 (おかげさまで吉井さんも当選しましたありがとうございました) あと、先日恵比寿ガーデンシネマで佐々木蔵之介さんとのじゃんけんに勝ち残る事ができたのも、「勝守」のご利益じゃないか?と。 お礼参りを兼ねて、本日午後、神田明神に行ってきました。 神田明神の茅の輪はこんな感じ。(御神殿側から撮りました) 随身門をくぐると、ひろびろとした境内のほぼど真ん中に設置されています。 これをくぐって左からぐるっとまわり、もう一度くぐって今度は右側をまわって真ん中に戻る、というふうに、「∞」(無限大の記号)の形を描くようにします。 そのあと、鳳凰殿で「人形(ひとがた)」を奉納。 一緒に納めるお金の額によって若干システムが異なっておりまして、私が選択した「3000円以上」コースでは、大祓神札と茅の輪守をいただけます。 これが茅の輪守。かなりかわいいデザインです。 茅の輪くぐりが始まったのは天武天皇の御代からで、腰につけた茅の輪を大きくし人々はそれをくぐって災難除けを祈り、家庭繁昌を祀りました。 本来は身につける守だったものが、拡大されて現在の「茅の輪くぐり」になったという事なんですね。 梅雨の晴れ間というか、既に真夏のような暑さの午後3時から、境内の茅の輪の前で「大祓式(おおはらえしき)」が敢行されました。 笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)による「越天楽(えてんらく)」生演奏に乗って、おごそかに白装束の宮司様たちが入場。 「きゃ、リアル陰陽師だ!」 とちょっとよこしまにどきどきするオレ。 祝詞奏上などの儀式を経て、参加申し込みをした方々が、宮司様たちを先頭に、ぐるぐると境内をめぐって茅の輪をくぐっていきます。 東京のど真ん中、ウィークデイの昼間にこうした光景が見られるというのも、おもしろい経験です。 自分のおまいりを済ませてから大祓式までちょっと時間があったので、門前の「天野屋」さんで休憩。 こちらの地下には、創業時からの「土室(むろ)」が今も健在で、そこで作られる糀をもとにした「明神甘酒」が名物。 しかし私、酒呑みのくせに甘酒というものがめっぽう苦手。 酒は好きだけど、酒粕の匂いが苦手なんです。 甘酒はのめないが、店先にあったこんな素敵な看板に惹かれて入店。 いつ頃のものでしょう。宝船があしらってあるところがめでたいし、色合いもいかにも涼しげ。 夏越しの祓の季節には、「水無月(みなづき)」という、ういろうとあずきで作ったお菓子をいただいて邪気を祓います。 白いういろうはもともと氷を表したものなので、ここはあずきをのっけたかき氷でも理に適ってはいるだろう、と宇治金時をいただきました。 店内から小さな壷庭を眺める事ができるんですが、席に座ってちょっとしたら、いきなりばらばらっと水滴が落ちてきて、 「こんな時間に夕立?」 と思ったら、軒樋を渡して、そこに数カ所穴をあけて、水を流していたのでした。室内から見ると、まるで瀧の中にいるよう。 「うちはクーラーが無いので、少しでも涼しさを感じてもらおうと思いまして」 というお話でした。 うーん……ほんとにちょっとお茶のみに立ち寄ったお店でこういう思いがけない素敵なおもてなし。 良い午後でした。
by red_95_virgo
| 2006-06-30 21:25
| おでかけ
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Comments(4)
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by
かわうそ
at 2006-07-01 15:15
x
歩き疲れて入ったお店で氷を注文、一息ついたら冷房がききすぎていて、半分も食べられず、悔しい思いをしたこと数知れず。
天野屋さんのような水で涼む、人工的でない、ある意味贅沢なおもてなしは嬉しいですね。 私の夏はもっぱら黒蜜の心太です。
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red_95_virgo at 2006-07-01 19:31
>かわうそさん
わあ、噂だけでいまだ実際に拝んだ事の無い「ところてんに黒蜜」! 私、寒天とかゼリーといったものはあまり好きではないくせに、「ところてん」、つまり賽の目ではなく天突きで細長く突いたやつ、甘味ではなく酢醤油のものだったら食べられるという大変わがままな人間です。 当然あんみつもみつ豆も豆かんも食えません。ああ給食のデザートが本当に辛かった……。 ところてんが好きで黒蜜が好きなので、「ところてんに黒蜜」はいずれ挑戦してやろうと思ってます。 確かにいまどきクーラーの無いお店は珍しいですよね。昨日は非常に蒸し暑い一日でしたが、天野屋さんの店内は自然の風がよく通るようで、軒樋から落ちる水がその風に冷やされ、冷気が室内に通って気持ち良かったです。京の町家などでは風の通り道を計算して家を建てるそうですが、天野屋さんも歴史が古いので、あるいはその辺りも計算されているのかも。 水そのものを「見る」という事も、冷気を感じるという点ではすごく効果が大きいですよね。
夏越しの祓いの後の妙なスッキリ感って、ほんとに不思議ですよね。
わたしは茅の輪をくぐった後、会社で妙にテンションが上がっていました^^; 夏越しの祓いが終わりまして・・・次は近々暑気"祓い"といきましょう(笑)
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red_95_virgo at 2006-07-03 00:44
>ななおさん
そうそう、なんか妙にシャキッとするのが不思議ですよ。 直前までわりかしなんだかんだでぐだぐだうじうじしていたのですが、人形を納めて茅の輪をくぐる、という手順を一つ一つこなしていくうちに、少しずつ静まっていくと言いますか。 夏越しの祓オフは実現出来なくて残念でしたが、暑気“祓い”はぜひに!
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