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2006年 04月 10日
4月7日金曜日。
「桂吉弥のお仕事です。 春」が夕方6時から浅草であるので、4時頃に浅草について、並木薮か吾妻橋薮で一杯呑んでからおいしいおそばをつるっとやって、仲見世ひやかして、観音様お参りして、のんびり見番に行きましょう。 そんなドリームな午後の予定は、昼過ぎにいきなり旧マックがうんともすんとも言わなくなってしまうという事態によって、見事に悪夢と化したのでございました。 格闘する事小一時間。 お手上げと判断したのが3時。いつも行ってるPCショップで、もう八百屋でネギと大根買うような感じで、 「これとこれとこれ。すぐに下さい!」 と生涯最速&最高額のお買い物。 「お持ち帰り出来ます」と言われましたがまさかiMacぶらさげて浅草くんだりまで行けやしない。翌日午後配達にしてもらって、京急電車に飛び乗って、開演10分前になんとか見番に滑り込みました。 そばは食いそこなったけど、人形焼き買うのと観音様拝むのは忘れない。 初めて訪れた浅草見番、古いけど、如何にも「芸どころ」という雰囲気がたまらない小屋です。 会場は座敷に座布団、これまたいつも経験してる長唄の会みたい。ああ、妙に落ち着いちゃうわ。早速焼きたての人形焼き&日本茶「一」で一服。 舞台に置いてあるめくり(演者の名前を墨書した紙)を見ると、「桂吉弥」になっています。 あれ、プログラムでは最初は桂まん我さんの筈なのに、と不思議に思ってたら、現れた吉弥さん、どうも二席じゃ話し足らない気分で、急遽一席追加する事にしたんですって。 ただ、明日朝一のラジオ収録のために、なにがなんでも今夜は大阪に戻らなければならないそうで、三席やって最終ののぞみに間に合うかどうか、落語にちょっとしたカウントダウン要素が加わっていつに無くスリルな会に(笑)。 「厄払い」 桂吉弥 「桜の宮」 桂まん我 「蛸芝居」 桂吉弥 (中入) 「住吉駕篭」 桂吉弥 「厄払い」 暇で暇で困っている男が、年越しの晩に一年の厄を払って歩くという商売をする事になるのだが、なんだかんだあってなかなかスムーズにいかないというお話。厄を払う時の決まり文句が噺のポイント。 「桜の宮」 先日大阪城ホールに吉井和哉さんのライヴを観に行った時に大阪環状線に乗って、「桜ノ宮」という駅を通りまして、ずいぶん綺麗な名前だなと思ったら、有名な桜の名所だそうで。 江戸落語では「花見の仇討」という題名でおなじみの噺。花見の場所も、上野のお山になったり飛鳥山になったり、演者によって変わるようです。 「蛸芝居」 出てくる人出てくる人全員芝居好きで、会話するそばからみんな芝居になっちゃうという、ものすごく面白い噺でした。 ラストでは、芝居好きの魚屋が商家に持ってきた商売物の蛸が、酢蛸にされる寸前ですり鉢の下から逃げ出し、そこの旦那と格闘、墨を吹いて真っ暗な中で「だんまり」(歌舞伎で、暗闇の中で舞台にいる人たちが探り合いになる様子を様式的に見せる手法)になり(笑)、旦那の胸ぐらをドーンと突いて 「蛸は六方を踏んで明石の浦へ逃げて行きます」 というのが、サゲの 「蛸に当てられたんや」 よりも個人的には数倍ウケました。 「住吉駕篭」 大阪の住吉大社(大阪風に言うと「すみよっさん」ですね)の門前で客待ちをしている二人組の駕篭屋が、客を引こうとするたびにめんどくさい人たちにぶつかって難儀するというお話。堂島の米相場師の旦那を乗せて、やっと上客にありついたと喜ぶものの、実はこっそり二人乗りをしていて、最後には駕篭の底が抜け、人間が四人(つまり足が八本)で街道を走っていくという様子から、 「あれがほんまの蜘蛛駕篭やがな」 というサゲ。 あらかじめマクラで「雲助」の語源の説明がされています。 江戸落語では「蜘蛛駕篭」という題名で、こっちはサゲそのまんまですね。 合わせて四席聴いて、終演はほぼ8時半。 21時18分東京発の最終のぞみ、なんとか間に合ったみたいです。 見番の玄関先でまん我さん、吉弥さんをお見送りしてから、すぐ向かいにある「下町懐石 とうふ川風」でおいしいくみ湯葉豆腐で一杯やって、ぶらぶらと帰宅。 夜の浅草寺の境内は、本殿や五重塔がライトアップされていて、散り際の桜もはらはらと、とても綺麗でしたよ。ついこないだまで再放送観てたせいで、『タイガー&ドラゴン』の半蔵さんの屋台がそこらで商売してそうな、虎ちゃんと竜ちゃんが呑んでそうな錯覚を覚えました(笑)。 それにしても、前半ものすごくせわしなくてデジタル、後半、一転してのんびりまったりアナログ。明暗ぱっきり分かれた、ちょっと不思議な一日でしたねえ。 ★桂吉弥さん、これからの東の公演は以下の通り。 7月29日(土) 「桂吉弥のお仕事です。ー夏ー」@浅草見番 9月23日(土) 「桂吉弥独演会」@深川資料館 11月12日(日) 「桂吉弥のお仕事です。ー冬ー」@浅草見番 他に、5月には横浜にぎわい座、7月には大銀座落語会にも出演されるそうです。 また聴きに行かせてもらいます。
by red_95_virgo
| 2006-04-10 23:44
| らくご
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Comments(2)
あぁ…やっぱり面白そう…
しかも急遽一席追加なんて!おいし過ぎますって! 7月も浅草見番なんですね♪しかもみんな土曜と日曜(^^) 是非とも行かせて頂きます! その際には是非、蕎麦屋で一杯ご一緒させて下さいませ♪
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Commented
by
red_95_virgo at 2006-04-12 12:51
>ぷ〜さん
面白かったですよう(笑)。 急遽一席追加は吉弥さんのわがままらしく、まん我さんがマクラでぼやいてましたけど。のぞみの時間が迫っていたので、昨年の三茶みたいに終演後ゆっくりお話というわけにはいきませんでしたが、帰りがけにほんとちょこっとだけご挨拶出来ました。 でも、これから夏に1回冬に1回、そして深川でも1回と、季節季節で、小屋のあるエリア込みで楽しめそうなお仕事がいっぱいです。 ビフォーアフターの企画考えるだけで楽しくなりますね(笑)。私も次回こそは「浅草の蕎麦屋で一杯」リベンジさせていただきます!
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