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2006年 01月 03日
『新選組!』を愛する皆さん。
2004年8月22日の山南総長切腹に続くXデーが、とうとう来てしまいました。 先程、録画しといた『土方歳三とオレ 俳優山本耕史 会津の旅』を観ました。 出てくる場所全てに見覚えがあってすごく嬉しい(笑)。 私が初めて会津若松市を訪れたのは2004年7月で、その後同年9月、そして2005年9月と、これまでに三度、会津の町を歩いてきましたが、今じゃ自分にとって 「お城」 といえば、それはすなわち鶴ヶ城の事であるというくらい、会津はしっかり私の中に根を下ろしてしまいました。最初の訪問ではタクシーに乗って「鶴ヶ城までお願いします」と言ってたのが、こないだは 「お城まで行ってください」 とつるりと出たのには、言った自分がびっくりしました。 お城を持たない町育ちにとって、愛情と誇りを込めて「お城」と呼べる、またそれに相応しい偉容をそなえた鶴ヶ城を日々仰いで生活できるというのは、なにやらとても羨ましい。 これまでそんなに「城」という象徴に執着は無かった。名古屋でも大阪でも、「でかいだけの名所」という印象しか持てず。江戸城なんてありゃ城じゃないし既に。 が、鶴ヶ城の天守閣に上ってみた時、そこから見晴るかす会津の町、それを取り囲む山なみ、頭上に開ける空、それらが一体となったのどやかで美しい風景にがつんとやられてしまった。自分内の王様体質が目覚めたのかも知れません。 「ああ、こりゃ、治めてみたくなるわ」 っていうさ(笑)。 逆に、飯盛山の、白虎隊自刃の地から臨んだ小さな鶴ヶ城。 城下の火事を「お城が落ちた」と見誤って、絶望して死んでいった少年たちと、お城を隔てるその距離。 短くて、悲しいほど遠かった。 土方歳三という人は、城を持ちたい、城を己の拠り所にしてみたいと考える人だったのだろうか。 戦国時代は「一国一城の主となる」という価値観が支配していた時代で、そのような時代に生まれていれば近藤・土方も或いは、と思うし、たとえ幕末であっても、いや現代でも、 「自分の城を持ちたい」 という意識は形を変えて残っている。しかし私にとって土方歳三というのは、昔から今に到るまでずっと、 「常に単騎で疾走していく人」 でしか無い。 単身城を出て馬上の人となり、抜き身をかざして疾駆していく。 実際、彼はそんなふうにして死んだわけだが、「城を枕に討ち死に」という事は、したくとも出来なかった人なんじゃないだろうか、と。 それでも彼の心の中に、青い空を背景に、彼だけの「お城」は屹立し続けた筈で、彼にはその「お城」だけがあれば、現実の城など無くとも、それで良かったのじゃないだろうか、と。 鶴ヶ城に立つ山本耕史さんを見ていて、ふと、そんなふうに思いました。 ああもうおセンチになってるじゃないか……。 山本耕史さんが歩いた会津には、雪がありました。 天寧寺の近藤勇の墓の周囲にも雪が残っていて、ただでさえ高い位置にあるあの墓へ、雪の残る道を延々と上っていくのはさぞ大変だったろうな、と思います。私は真夏か初秋の会津しか知りません。観ているうちに、しんしんと寒い時期の会津の町を歩いてみたくなりました。
by red_95_virgo
| 2006-01-03 13:55
| 新選組/新選組!/新選組!!
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Comments(6)
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eri-seiran at 2006-01-03 18:16
新年あけましておめでとうございます。
朝から新聞のテレビ欄を見て目がウルウル、『土方歳三とオレ 俳優山本耕史 会津の旅』を観て涙、そしてレッドさんの記事を読んで再び目がウルウル状態です。 私も会津を訪れた時のことなど懐かしく、思い出していました。 昔から「新選組」が好きでしたが、『新選組!』に出会っていなかったら、訪れることがなかったかもしれない会津。 会津に行こうという気持ちにさせてくれた『新選組!』には感謝しています。雪の会津、私も行きたいな~ そして会津を旅する山本君を見ていて、『新選組!』の山本耕史・土方歳三に出会えて本当に良かったと改めて思った次第です。 今夜、山本耕史・土方歳三の最後をしっかりと見届けます。 最後になりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。
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あけましておめでとうございます!
今年も、お付き合いのほどヨロシクお願い致します! 土方歳三の最期……しっかりと見届けました。 今は頭の中が混乱して、うまく言葉が見つかりません。 レッドさんの記事を読んでいたら、 尚更、胸が痛くなってきました……(涙) 私も、今までに3回ほど会津を旅しました。 訪れる度に、好きな街になっていきます。 新選組を愛する限り、この先何度でも訪れることでしょう。
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まつこ
at 2006-01-04 12:30
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会津白虎隊と言えば、十数年前の民放長時間ドラマ「白虎隊」を思い出します。沖田総司を今は亡き中川勝彦さんが演じていらっしゃいました。
当時高校生だった私は観ながらオイオイ泣きました(^^) 新撰組は中、高校生の時に司馬遼太郎著の小説が初めての出会いであった為か、その印象が強く残っています。 私にとって土方歳三という人は「単騎で疾走していく人」と共に「誰かを補佐し続ける人」でありました。最期は放棄し己の道を取りましたけど。 昨日はテレビのチャンネル権を主人と娘&息子に取られて(里見八犬伝でした)しまい、ビデオ録画しようか迷いましたがなんとなく録らずじまいでした。 司馬遼太郎の影響が強すぎてなかなかドラマの新撰組が観れない事が、自分でももったいないと呆れてしまうところです(^^;) ちゃんと本編から観るべきかな・・と思っています。 昨日放送された分、近藤勇死後の土方歳三が特に好きなのですが、やはり最初から観ないと意味がないですよね。 redさんの文章を読むにつれ、だんだんとドラマが観たくなってきています。 ドラマ未見の者が長々と書き綴り申し訳ありませんでした。
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red_95_virgo at 2006-01-04 12:33
>エリさん
明けまして(本当に心から・笑)おめでとうございます。 昨日は、午後から『新選組!』総集編を観、リアルタイムで観た時と全然違うところで泣いたりし、 「時間が経ったんだなあ……」 とそんな自分にびっくりしたりしてました。 続編は、 「絶対赤ワイン飲みながら観るのさ!」 と決めて、ドラマ視聴用のワインなど開けてたら、ドラマの中でも赤ワインが象徴的に出てきたり、「お城」の事なども思い合わせて、なんかシンクロニシティーな感じがしました(笑)。 雪の会津、ぜひ参りましょう。その前に、とりあえずなんとか函館上陸を果たしたいと思います。
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red_95_virgo at 2006-01-04 12:44
>七織さん
明けましておめでとうございます、今年もよろしくお付き合いくださいませ。 私も、見届けました。ガウンの袖口が涙でびしょびしょになりました(笑)。 「見届ける」という言葉がこんなに相応しいのも、やはり土方という人を主役に据えたドラマだからこそだろうと思います。 京都には何度も足を運んでいますが、京都に行って、新選組ファンとして「心底歓迎された」と感じた事は一度もありません。だから京都が悪いという訳じゃなく、「都」ってそういう土地柄なんですよね。京都は相変わらず大好きな町です。 が、会津へ行ったら全然違いました。町に受け入れてもらえた、自分もここに参加している、という感じがありました。日野に行ってもこんな事は無かったです。結果、1年で3回も訪問する仕儀と相成りました(笑)。私も七織さん同様、これからも何度も訪れる事でしょう。
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red_95_virgo at 2006-01-04 13:12
>まつこさん
私も高校生の時に『燃えよ剣』を読んだのが土方歳三惚れ始めです。ほぼ同時に『竜馬がゆく』にもはまって、同い年の歳三と竜馬は、一時期私の二大アイドルでした(なのでアストロでは土佐弁の球四郎に岡惚れ・笑)。 司馬さんの影響力は半端無く、司馬土方を凌駕するものは私の中では長らく現れませんでした。 山本耕史さんの土方は、そんな自分に、まさに「バラガキのトシ」が生きてそこに立っている!という衝撃を与えてくれました。 山本耕史の土方歳三。 そして堺雅人の山南敬助。 ステレオタイプの新選組に慣れ切った目にはこの上なく清新で魅力的な二人でした。これを超える土方・山南を今後ドラマで描くのは、たぶん非常に難しいでしょう。 そんな山本土方が名実共に1年間サポートしてきたのが、香取慎吾の近藤勇。 『新選組!』というドラマは、近藤・土方のドラマ以上に、香取・山本のドラマとして読む事が可能で、それを受けての今回の続編放映でした。続編だけでも十分面白いですが、本編からご覧頂くと(長いですが…)、続編に託されたものがより深く伝わるのではないかと思います。よろしければぜひ、ご覧くださいませ。
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