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2008年 10月 02日
「ペルセベス」
という名の生きものがいます。 きれいな名です。 その響きに、端麗な容姿を持つ古代の戦士の姿をイメージしてしまったりします。 そのように美しい名を持つ生きものが、実はわたくしの地元・伊豆半島の磯にもごろごろ棲息してる「カメノテ」なのだという事を、『佐々木蔵之介スペイン鯨飲馬食漫遊記』、じゃねえ『クラさん森をゆく』、もとい『スペイン 遙かなる海ガリシア〜リアスの森へ〜』をみていてはじめて知りました。 先月半ばに放映されたこの番組によって、これまで抱いてきた自分内佐々木蔵之介像を一部破壊されたわ、と思うところもございます。破壊つってもイメージダウン方向じゃなくて。なにかと新鮮な発見が多かったって意味で。 つまり、「ペルセベス」と「カメノテ」が実は同じひとの違う名でありました、っていうような事ですか。 もうかれこれ10回は鑑賞してんだけど、いっかな飽きません。 なににせよ、こんなおもしろいもんひとりで観てるだけじゃつまんない、と思いました。 ここはひとつ、佐々木蔵之介氏を愛でる同志の方とつっこみをいれながら観賞しましょう。ついでにちょっとばかしスペインぽい感じの飲み食いなんかもしたいです。ものすごい唐突に、そんなふうに思い立ちました。思い立つと実行に移すの早いです私は。ケーシャさんに快く応じていただけたので、台風の影響もどうにか免れた昨日、ガリシアちゃんまつり拙宅にて開催。 ペルセベスが手に入りゃあ完璧ですけどさすがに無理だし。 でも気は心と思い、「ガリシアの女王」と呼ばれる「アルバリーニョ」というぶどうから作られる、リアス・バイシャス産の白ワインというのをお取り寄せして飲んでみました。おいしいもんでした。果実感たっぷりで、野の花みたいに清楚なのに、しっかり腰がすわった感じ。色は綺麗な黄金色。 そうか。 あのひとは、こんなおいしいもんを、地場の魚介を肴に鯨飲してたんですな。 そりゃあ“Por favor el vino blanco.”が完璧に言えるようになるわけです。 それにしても佐々木蔵之介は京生まれ京育ちの京男のくせに、スペインの街角とかリアスの森のなかとかスパニッシュ・ケルトの遺跡とかにぽつんと立たせて、違和感がまるで無いのでたまげます。 スペインのひとはあんまり大きくないひとが多いのか、体格も図抜けてでかくみえるし、じつはこっそり腹筋割れてますし奥さん。チラ見せだった彼のあの腹筋こそがこの番組の裏番であると豪語したって良いですが、ま、それはともかく。 「日本人離れした」という表現があって、これはたいがい「欧米人っぽい」で言い換えられるような状態を指して使用されますが、じゃあどこらへんを「典型的な日本人」と規定し、どこらへんからが「日本人離れしている」になるのだろうと、ちょっと悩みます。だって、「日本人」と一口に言ったって形質の表れ方はさまざまで、ひとくくりにできるようなもんじゃない。 佐々木蔵之介さんにしてからが長身白皙、眸の色は薄い茶色で、容姿だけ取れば、だから「日本人離れしたひとだ」って事になるのかも知れないが、それ以前にスペインを歩く彼をみていると、 「ああこいつ、世界のどこにどう放り出しても好きなように愉しく生きていくんだろうなあ」 と感じます。 なんか、目がいつもきらきらしていて、いろんな状況をすすんでおもしろがれる態勢が出来てて、そこはかと無い皮肉や諧謔が表情や行動のはしばしに利いていて。 スペインに置いて馴染んでみえたというのは、なにも容姿のみが日本人離れしているせいではなくって、このひと自身の備える囚われなさというか、生命力の強さみたいなもんに因るのかな、とも思いました。 そんなひとを眺めつつ、半日のんだくれる。 最高の気散じでございました。 お付き合いいただいたケーシャさん、どうもありがとうございました。また絶賛企画立てます(笑)。
by red_95_virgo
| 2008-10-02 17:45
| 佐々木蔵之介
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Comments(10)
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かわうそ
at 2008-10-03 22:41
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ええしのぼん(良家の子息)の蔵之助さんは、多分親からお行儀を仕込まれたように浜辺で焼いた鰊(鰯だっけ?)の上身を食べたあと、中骨をはずそうとしたら、現地の人がこうしたらええやんって、ひっくり返してすすめていました。
お外で手づかみで焼いた魚を食べるのだから、マナーもへったくれもなく食べやすいように食べた方がおいしいよねーって、感じでした。 仰山召し上がっていましたが、いやしんぼにも下品にも見えることなく、とっても美味しそうに、みていて本当に気持ちのよい食べっぷり、飲みっぷりでした。
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ケーシャ
at 2008-10-03 23:58
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>「ああこいつ、世界のどこにどう放り出しても好きなように愉しく生きていくんだろうなあ」
まさにそのとおり! 私が勝手に抱いている佐々木蔵之介のイメージ“おひとりさま好き”と、世界中のどこにほっておいても、あっさりと異国の土地や現地の人と馴染んで酒酌み交わし、生き残りそうな・・・たくましいというのとは違う、旅慣れているからというのともやっぱり違う、国とか人種とか宗教とか関係なくその場所に存在できる男。 砂漠でベドウィンと一緒にアラビアコーヒー飲んでる姿とか、シベリアでウォッカ浴びている姿とか・・・こんな妄想はじめたらとまらにゃいんですが(笑) 少しのことで病院行こうが、点滴好きであろうが(ひそかに腹筋が割れていようが)蔵之介さんに対するこのイメージは変わりません。 そういう匂いがする殿方が好きです(笑) 絶賛企画まっております(笑)
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red_95_virgo at 2008-10-04 09:48
>かわうそさん
ああ、海辺で食べる、パンの上にのっけた焼きたての鰯! じつにおいしそうでしたねえ……。 いいとこの方はお魚をひっくり返して食べると怒られる、っていうのはたぶん日常的に身についてるんでしょうね。蔵之介さんはいいとこのぼっちゃんっていうか、まあ酒蔵のせがれですけども(笑)、未来の京都の旦那衆候補だったひとだから、そのあたりはきっちりお仕込みが出来てるって感じですね。 といってもお作法お作法でがっちがちになってるんじゃなく、非常に鷹揚な感じでものごとに臨んでいるようなところが、また結構だなあと思います。
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red_95_virgo at 2008-10-04 09:59
>ケーシャさん
「おひとりさま好き」は自分もそうだから、すごくわかるなあって感じします。蔵之介さん、ひとりにされたら嬉々として、ここぞとばかりにすすんで迷子になっていきそうな気がしますもん(笑)。「旅の途中」に置いとくのがなんだか非常に似合うひとだなあと思います。ロードムービーなんかもいずれやっていただきたいものだ。 >砂漠でベドウィンと一緒にアラビアコーヒー飲んでる姿 ああどうしよう似合うわラクダだけに(笑)。 いやいやでも、アラブの衣装もすんげえはまりそうですよね。ちょっとどこか、アラビアのロレンスのイメージもありませんか蔵之介さん。イギリスの将校さんの軍服のストイックさと、アラブの衣装のワイルドな高貴さ、どっちもはまると思うんですが。 >国とか人種とか宗教とか関係なくその場所に存在できる これは自分にとっても理想。というか、だから根無し草的にふらふらしてるってんじゃなくて、拠り所になるものは自分のなかにちゃんと持っているからこそ何処へでも彷徨っていけるという。 そういう在りように惹かれます。
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まりあ
at 2008-10-04 11:41
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はじめまして。
加藤虎ノ介関連の検索で暫く前に辿り着き、それ以来redさんの文章に惹かれて、ずっと読んでいました。 蔵さまも好きですが、日本酒と酒蔵も好きな人間です。 暇を見つけては冬場あちこちのお蔵に行っていますが、どこも色々な意味で良いお家です。人間的にも、文化的にも、伝統的にも。 とある酒蔵は、家の中も外もまるごと文化財でした。 ものすごい数の骨董を、一年に一度、地域の為に無料で公開しているそうですが、その質の高さと素晴らしさに圧倒されました。 ここに住んで毎年見たいとさえ思った程です。 また、お蔵のご当主と若旦那は、品が宜しく知に深く、そして遊びがお好きでお上手な方が多く、ついそんなフィルターを蔵さまにも当嵌めてしまってました。 舞台に立つ蔵さまには、岸田森のような人並みはずれた雰囲気(狂気のような)を感じることがあったので、今1つフィルターの掛かった印象に自信がなかったのですが、でもこの番組の蔵さまを見て「フィルター正しい!」と確信しました(笑)。 しかし、アラブだとか軍服だとかシベリアだとか、何故か蔵さま、青池保子の世界と重なる感じが。。。(笑)
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ARIES
at 2008-10-04 15:26
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先日「アラビアのロレンス」を見返したばかりで久々にピーター・オトゥールに萌えていました。
オトゥールとか、ヘルムート・バーガーとか、吉井和哉(笑)とか、長身細身の美形でどこか狂気を感じさせる役者が好みなので、佐々木蔵之介さんもストライクゾーンなのですが、この番組は見逃しました。確かに蔵之介さん、ストイックな軍服も、砂漠で白いアラビア服を翻すのも似合いそう。とりあえず、今秋ドラマ「ギラギラ」楽しみにしています。 p.s. e-plusもダメでした・・・
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red_95_virgo at 2008-10-05 01:41
>まりあさん
はじめましてこんばんは。 いつもありがとうございます。コメントいただけて嬉しいです。 「蔵」は良いですよね。ほのぐらさとほのあかるさ、双方がまじりあう、まさに異界のとばくちというか。その「蔵」を名前に戴く蔵之介さんにも、双方を兼ね備えた魅力があるように思います。その表出の例がつまり、 >岸田森のような人並みはずれた雰囲気(狂気のような) って事かも知れません。 以前、北村一輝さんを「岸田森」に類えてくださった方がいらっしゃいましたが、やはり蔵之介さんにも森さん的匂い、濃厚にあるかと。蝶マニアの森さんでしたが、蔵之介さんにもいつかそんなマニアックなキャラクターを演じていただきたいものです。 >青池保子の世界と重なる感じ ですよねえ(笑)。 自分青池さんスキーでもあるんですが、『バンビ〜ノ!』の桑原さんはちょっと鉄のクラウスっぽくもあって(オーダー読み上げるのイタリア語なのにドイツ語みたいに聞こえたり・笑)、なかなかたまらないもんがありましたよ。 そろそろ虎ノ介さんの『SCANDAL』も始まりますね。 9月にシアタークリエのロビーで、髪を銀色にした虎ノ介さんをお見かけしました。かっこよかったっすー。
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red_95_virgo at 2008-10-05 02:10
>ARIESさん
ピーター・オトゥールさん、『将軍たちの夜』にかなり殺られた記憶が。 見たのもうずいぶん昔ですけど。軍服素敵だったなあ。ほんといろっぽい方ですよね。蔵之介さんのロレンスだったら北村さんにアリ演っていただいて……とかなにかと妄想に歯止め利かなくなりそうですわ私も(笑)。 『ギラギラ』は公式HPのトップのお写真がかなりタチ悪そうな感じですよ。素はどSだと思うんですが、お芝居の上では「超プライド高いひとが屈辱に唇噛みながら膝を折る」みたいなシーンもたいそうお似合いなので、そっち系の期待ばっか高まって困ります(笑)。 イープラスは自分もだめでした。しかし捨てる神あれば拾う神あり。他人様の有り難いご厚意で、どうにか武道館への道がつきそうな感じになってまいりました。 友人に教えてもらったんですが、読売新聞の会員サービス『ヨリモ』でも先行やってます。申し込み締切月曜日までです。いかがでしょうか? https://yorimo.yomiuri.co.jp/ep/home.do?tabId=0
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ARIES
at 2008-10-09 23:21
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蔵之介さんがロレンスなら北村さん@アリ、私も連想しました! 白と黒で対比される男二人の魅力的なこと。アリ役のオマー・シャリフは将軍たちの夜でもピーター・オトゥールと共演していましたね。(そこで、また萌える)
武道館、ヨリモで指定は駄目でしたが第2希望で立ち見席を確保しました。去年は27日が最後列だったので、立ち見でも殆ど同じようなものと思っています。まだハガキで出したぴあ先行の結果待ちと、一般がありますが、ひとまず28日には武道館に居られる事になってほっとしました。
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red_95_virgo at 2008-10-10 00:46
>ARIESさん
なにはともあれ吉井武道館ゲットおめでとうございます!! ああよかった、これでみんなニコニコで年を越せるというものです(笑)。たぶん、終演後呑み企画があると思われますので、改めてご案内差し上げますね。大阪でもよろしくお付き合いくださいませ。 んで、コメント拝読してからむらむらと『アラビアのロレンス』がみたくなってしまい。YouTubeで検索してロレンスとアリの邂逅シーンなぞに無闇にアツくなってしまっておりましたあ(笑)。 砂漠を背景に、純白のアラブ服にブルーアイが映えるロレンスと、漆黒のアリが並び立つシーンのなんて美麗な事でしょうか。 この映画をはじめて観た頃(20代でした)は佐々木蔵之介も北村一輝ももちろん知らなかったんですが、いま改めて観るとあっちもこっちも符合しすぎてもえじにそうです……。 やっぱり完全版のDVD買うべきだよなあ……。
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