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2007年 04月 06日
咳のし過ぎで腹筋が痛いです……。
今朝は咳をしたはずみで鼻の血管が切れてしまって、半期に一度の大流血になってしまいました。 「垂れる」などというなまやさしいものじゃない。「噴き出す」ですもの。水芸のよう(笑)。キーゼルバッハ部位を指でぎうぎう押さえて(痣ができるのでかっこ悪い)、ティッシュ15枚ぐらい使って約3分ほどで止血しましたが、顔も手も枕カバーもブラッディー。パンクな朝です。 しかし、お熱があるので寝ていたいときに限ってお届け物が相次ぐのはなぜなの? それはてめえが注文したからなのだが。 デコに冷えピタ貼付状態で宅配便の配達の方に会わなければならないのはかっこ悪いものですが、嬉しいお届け物ばかりなので、病中の慰めにはなります。 【お届け物其の壱】 THANK YOU YOSHII KAZUYA Live At Budokan【初回限定盤】 「ボーナスDISC付きデジパック仕様」ってやつです。 「デジパック」の意味がわからないので調べてみましたところ、 「良質な台紙にプラスチックのトレーを貼り付けたもの」 だそうです。登録商標なんだね、知らなかった。 肝心の中身はまだ鑑賞できてません。体調良くなったら観ます。 【お届け物其の弐】 『CLEANSKINS/きれいな肌』のチケット 北村有起哉さんの次の舞台です。 のんびり構えてたら、もう18日には初日が開くんだった。中嶋朋子さん、銀粉蝶さんとの三人芝居です。 銀粉蝶さんを舞台で拝見するのはブリキの自発団以来。 80年代初め、「ぎんみ&ザ・ピンクス」というバンドの『Stand By Me』というアルバムを、ジャケットの男装の女性が素敵でほとんどジャケ買いしたのだったが、買ったあとで彼女がこのバンドのヴォーカリスト・吉田ぎんみさん=女優・銀粉蝶である、という事を初めて知り。下北のスズナリに『ナンシー・トマトの三つの聖痕』を観に行ったとき、終演後おずおずと握手を求めたら、やさしくお話してくださったのが忘れられません。そんな銀さんが、このたびの舞台では有起哉さんのお母さん役です。観劇日は24日マチネ。終演後のシアター・トークも含めて楽しみです。 【お届け物其の参】 ラ・シュクセのビーズネックレス 「レ・スリジェ(仏語で「桜」の意)」というワードでちょっと調べ物をしていたところ、たまたま行き当たったのがこの「レ・スリジェ」というビーズアクセサリーのシリーズ。 アクセサリーは銀が圧倒的に多く(ここのが好きです)、ビーズはそれに比べると若干甘い感じがして、あんまり興味が無かったのですが、ローズクォーツをメインに使ったこれは見た目がいかにも桜っぽくて綺麗だなあと思って、ついつい買ってしまいました。 お値段のわりに高級感があって、適度に渋くって、良い感じです。 ローズクォーツは乙女座の星座石(守護石)とも言われていて、対応チャクラは「胸」だそうなので、ネックレスは部位的にもぴったりかな。 パワーストーンなので、身につける前に浄化をしなくちゃなりません。月光浴か、セージの葉を燻した煙にくぐらせると良いそうです。 【お届け物じゃないですが】 橋本治 『ひらがな日本美術史7』 1993年に『芸術新潮』で連載が始まったこのシリーズも、第7巻を以てめでたく完結しました。 2月に出てたの知らなくて、おととい書店で見つけて即購入。調子悪いくせに夜遅くまでこれをガツガツ読んだりしたからもっと調子悪くなったのかも知れませんが、なにしろそのぐらいおもしろい。 座右の書とよく言うが、自分の場合このシリーズは「枕頭の書」。枕元に常に全冊置いて、眠れない夜に読みます。 批評とか評論というと、「NO」を積み重ねるもののようにも思われがちだが、「ひらがな日本美術史」は「YES」の積み上げである。自分の「好き嫌い」を離れて、いいものはいい。それを「いい」と思うことにためらいがあるのは、もしかしたら偏見かもしれないので、まず「いいと思える窓口があるのかないのかを探す。自分の中に少しでも「いい」と感じる部分があったら、そこを自分の思考の中心軸に据えて、自分の考えを組み立て直す 第1巻の「その一 まるいもの 埴輪」から、第7巻の「その百十九 卒業式のようなもの 亀倉雄策「東京オリンピック」ポスター」まで、著者橋本治氏が、 「すべて『いいもの』である」 と言うように、基本的にこの本の中にあるのはすべて「肯定」で、だから読んでいて少しも嫌な気持ちにならない稀有な書物。 明治から始まる第7巻には、「江戸」を失った日本人が「西洋」とまともに向き合った事から始まる数々の苦闘が綴られている。 高橋由一は、旧幕時代に西洋との接近を許され、文明開化の明治になるとそれを拒まれてしまう、リストラにあった武士(=サラリーマン)なのである──そういう形で「日本の近代」に参加して来る人もいるのである。 教科書なんかでもよく目にする《鮭》の作者高橋由一を、「その百五 鮭が語るもの」で橋本さんはそんなふうに書いている。 高橋由一は、新選組の井上源三郎よりひとつ年上の文政11年生まれ。 源さんは鳥羽伏見で死んだが、高橋由一は四十過ぎで明治維新を迎え、日清戦争が始まる年まで生きていた。幕末が好きで幕末に拘る人間は、幕末史を彩る好みのスターさんが死んだ時点で「その先は無い」「その先はどうでもいい」になってしまいがちだが、当然そこに生きている人らは新しく始まった「明治」というものと折り合いを付けていかなくちゃならない。 その折り合いがすんなり付く人もいりゃあ、そうはいかない人もいる。 原稿用紙の向こうに、「自分の信じられる美しい日本がある」──そう思えるのは幸福で、「美しい」のは「そこに美術があるから」ではなくて、「そこに生きている人のあり方が美しいから」だ。 第7巻あとがきのこの言葉を、私は(橋本さんの言葉を借りれば) 「しみじみいい」 と思う。
by red_95_virgo
| 2007-04-06 16:24
| 蓬屋日月抄
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Comments(13)
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Mari
at 2007-04-06 17:00
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2周年おめでとうございます。そしてお見舞いもうしあげます。有起哉さんの舞台までには治さないとですね。寒の戻りってやつでしょうか、調子狂いますよね。
光りモノ好きの私はネックレスに目をうばわれてしまいました。素敵。レッドさんいつもカッコいいの着けてらっしゃるなあ、でも自分みたいなチビッコには似合わないものばかりだなあと思っておりました。このネックレスもデザインで見ればなんとか挑めそうなれど、 「モデルの身長165cm」…だめだ(苦笑)。
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motomotonekonano at 2007-04-06 18:24
祝二周年。ご快癒されますように。
元犬拝
祝・2周年。おめでとうございます。毎年のこととはいえ、桜のころは案外寒いですね。どうぞおだいじになさって下さいね。
どのお届け物も素敵ですが、最後の本にいっとう心惹かれてしまいます。
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tomopon
at 2007-04-07 00:10
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まずは、ブログ2周年、おめでとうございます!
そして、楽しい今日の日記ですが、こんなに書いて、お体大丈夫ですか? ご紹介されているビーズアクセサリ、いいですね。ちょこまか作るのが好きなので、キットのビーズアクセサリをごちゃまんと持ってますが(自作)、やはりきっちり作られたものは、美しいなぁ。。。
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red_95_virgo at 2007-04-07 13:34
>Mariさん
どうもありがとうございます。 有起哉さんの舞台までは20日弱あるので、たぶんバッチリ復調してるかと思います(笑)。 ネックレス、綺麗でしょ? 夜中のネットショッピングは鬼門です(笑)。「あら綺麗」ってだけでぽちっとしたくなる。いかんいかん。 今度お逢いするときにしていきますから、Mariさんもちょっとお試しになってみてください。個人的にはMariさんにはチョーカーとかお似合いじゃないかしらと思うんですが。
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red_95_virgo at 2007-04-07 13:36
>元犬さん
どうもありがとうございます。 寝てる間に元犬さんの書かれた記事読んで、 「をを! 早くコメントしたいよ」 な感じです。とりあえず佐藤多佳子については記事にしてみましたが、大島弓子さんも一度ちゃんと総括しとくべきかなあと。
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red_95_virgo at 2007-04-07 13:43
>あきらさん
どうもありがとうございます。 あったかいのと寒いのが交互に来て、昨年末から積み重なったいろんなものがいきなりどっときてしまったようです。 橋本治さんとは20代の頃からの付き合いになりますが、『ひらがな日本美術史』は 「ああ、“国宝”をこういうふうに見ちゃうのもありなんだ!」 と思わせてくれ(橋本さんのご本はだいたいみなそうなんですが)、読んでいる自分まで肯定されたような気持ちになる、本当に愉しい本です。 引用した、批評に関する橋本さんのコメントは、自分がなにかを考えたり書いたりする上での根幹ともなっています。
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red_95_virgo at 2007-04-07 13:46
>tomoponさん
どうもありがとうございます。 私は根っからぶきっちょもんなのでビーズアクセサリーを自分で作るなんて事はしないんですが、このネックレス買ったときのお買い物フォームに、「ご自分で作りたいと思いますか?」という設問もありました。同系列のお店でキットも売ってるし、お教室も開いたりしてるみたいですね。 ところで『絢爛とか爛漫とか』、さきほどチケットを取りました。 5月16日(水)マチネに行きます。楽しみです。
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ケーシャ
at 2007-04-08 19:44
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祝二周年!
『CLEANSKINS』のチケットもう届いたんですね。 こまつ座の舞台で北村さんを拝見して以来、今回の舞台も楽しみにしておりました。 私も数回観劇の予定ですが、24日も行きますので、ちらっとお目にかかればとても嬉しいのですが。 はやく体調が良くなりますように!!!
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red_95_virgo at 2007-04-08 23:53
>ケーシャさん
どうもありがとうございます。 すでに酒を呑んでおります(笑)。 チケットは有起哉さん方面で予約しました。本当は複数回観たいなと思っておりましたが、諸事情あってなかなか厳しく……。 今回は24日のみの観劇となりました。 ケーシャさんも同じ日にいらっしゃるのですね。 シアター・トークもご覧になりますか? よろしければ、終演後お酒でもいかがでしょうか。 私も仕事の状況がどうなるかまだ読めないのであれなんですが、もしもご一緒できるようでしたら。 初台だったら、新宿とか下北沢とか、どっちも出やすいところですしね。
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at 2007-04-09 16:53
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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boro9239 at 2007-04-16 18:43
その後、体調はいかがでしょう?
オーケンはかつて医者よりUFO禁止、格闘技禁止の、 診断を受けたそうですが(そうですよね?)、 ここはひとつ吉井さん等々、禁止とかやってみては?(笑) どうぞご自愛くださいませ。
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red_95_virgo at 2007-04-16 21:51
>boro9239さん
どうもありがとうございます。 おかげさまで風邪のほうはなんとかなっているんですが、精神衛生があまり良くありません。おっしゃるように、「好き過ぎるもの」をストレートに受け止める事がちょっと困難になっている感じです。 まあ、星回りが悪い時期に来てると思って、頭を低くしてやり過ごせば復調するかと思いますが……。春って好きな季節ですが、気持ち的にはなにかと面倒くさい事が多いですね(笑)。
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