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2006年 10月 14日
座右の書に、山田風太郎氏の『人間臨終図巻』というのがあります。
なんらかの形で歴史に名を残した人物たちの、晩年から死に到るまでの様子を淡々と、しかし生臭く綴った簡潔なエッセイが、それぞれの年齢別にぎっしり詰まった名著です。 「三十三歳で死んだ人々」の項には、アレクサンダー大王、北条時宗、清河八郎、松井須磨子、豊田商事の永野一男の名前があります。 清河先生も33歳だったか、と思うと些か感無量だったりしますが、山田風太郎先生が取り上げていない「33歳の死」、我らが(笑)山南敬助も、当然の事ながら忘れてはいけません。 エリさんは既に記事を書かれていますが、本日10月14日、堺雅人さんは、山南敬助の享年と同じ33歳を迎えられました。 おめでとうございます。 自分が33歳になった頃から、世間では、いわゆるバブル崩壊というものが始まり、リストラ気分が日に日に充溢してくる会社の空気を感じつつ、 「これから先、自分はどうしたら良いのか」 「この場所にしがみついているのが賢いのか、それとも思い切り良く捨てて新しい居場所を探すべきか」 という事を考えて、なんだか鬱々と日を送っておりました。 悩み抜いた果てに自ら作った組織を捨て、新しい居場所を見つけられるか否か、いちかばちかの「脱走」というカードを引いて死んでいった33歳の総長山南敬助に、そうした自分の33歳を二重映しに見つつ、『新選組!』というドラマを鑑賞していたなあと、今振り返ると思います。 そんな山南敬助を演じた堺雅人さんの33歳は、どんな年になるのでしょうか。 幸多かれ、と願います。
by red_95_virgo
| 2006-10-14 23:01
| 堺雅人
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Comments(6)
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がんこ
at 2006-10-15 02:21
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私も今年その歳でして、境さんと同い年だったっけと。
「散々の33」と会社の方々から揶揄されました。これはこれでネタとして使わさせていただいおります。(笑) ♀の私は後厄でもあるからか、多少達観した33でもあります。憑物が徐々に落ちていきつつとあると申しましょうか。「三十にして立つ」から3年、ドシっと構えるというかこれからを決めていく歳回りなのかもしれませんね。
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red_95_virgo at 2006-10-15 12:33
>がんこ
そうそう、堺さんと同い年なんですよね、おめでとうございます! 男の本厄が「死に」、女の本厄が「散々」ってよく言われますが、 >ドシっと構えるというかこれからを決めていく歳回りなのかも と思えばまさに吉井和哉は今年が前厄、来年が本厄ですから、その通りかも知れませんね。 私は「ドシッと構える」とはいまだに無縁のような気もするけど(笑)、「会社というものに頼るばかりではなんにもならない」という事を教えられたのがちょうど本厄の年の前後だったように思います。 憑き物が徐々に落ちていく感覚、なんとなくわかります。 30代のとば口で、少しずついろんな事がクリアに見えてくる時期なのかも。残りの後厄、無事に乗り切ってください。
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eri-seiran at 2006-10-15 18:58
TB、コメント、ありがとうございます。こちらからもお返しのTBさせて頂きました。
自分が山南j敬助を好きになった頃、山南の享年を越える時がくるなんって、考えてもいませんでしたが、もちろん確実にやって来ました。しかし33歳前後は色々とあり、大変で、山南の享年と同じ年になったんだと感慨に耽ることもなく、気が付けば、いつのまにか山南より年上になっていたという次第です。 少なくとも、ドラマ『新選組!』では、山南の死がその後の新選組に影響を与えたわけですが、私もあの時期があったからこそ、今の自分というものがここにいるんだよな~なんって思ったりする今日この頃です。 自分が33歳ということを十分に意識できなかった分、33歳である堺雅人さんを意識したいと思っています(笑)。
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まつこ
at 2006-10-15 21:23
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33歳でなくなった方々の名を読んでいるとやはり志半ば、の言葉を思い浮かべてしまいます。
昔々の自分は33歳は完全な大人で「おじさんおばさん」と思っていましたが、いざ自分がなってみると全然立派な大人などではありませんでした(笑)。 四十にして惑わずまであと5年ですが、5年でその域に達せないどころか一生惑い続けそうま気がします。 32、33歳の年に一気に体を壊してしまったのですが、厄年というのは体の変化や環境の変化が怒涛のように押し寄せる年なのかもしれませんね。
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red_95_virgo at 2006-10-15 22:00
>エリさん
私も、土方歳三の享年を超えて久しいです。 ずーっと「年上の男」だったのが、ふと気づけば年下の男になっているというのは、相手がはるか隔たった時代の人であれ、なかなかにショックなものですね(笑)。 自分の場合もやはり、今ここにいるのはどうしてか探っていくと、ちょうどあの頃に感じたり考えたりした事から始まってるんじゃないかという気がします。 そして堺さん、山南の享年である「33歳」というトンネルを抜けたあとに、『新選組!』の作者三谷幸喜さんとの舞台が控えている、というのもちょっと因縁を感じたりします。いろんな収穫のある33歳であってほしいです。
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red_95_virgo at 2006-10-15 22:13
>まつこさん
私、ここんとこ歴然と肉体精神両面の衰えを感じつつあるのですが(笑)、本厄というのは、迷信俗信というより、人間の躰が変化する年回りだから注意せよ、というシグナルとして受け止めたほうが良いのかも知れませんね。 「どこらへんで死ねば、“夭逝”“若死に”にあたるんだろう」 とは常に考えている事ですが、33歳はやはりいかにも「早い」ですよね。私も昔は、30超えたら既に立派な中年じゃないかと思っていましたが、自分がその立場に立たされると、本当にまるでなにもやってないし、なにもできないし、もちろんなにひとつ達観などできやしない、という事がよくわかりました。 今は名実共に中年ですが(笑)、まだまだ未熟でだめだめな人間でございます、はい。
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