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2006年 07月 29日
「FC会員向けのスペシャルイベント」というよりも、
「ニューアルバム先行ライヴ試聴会」 と形容すべきセットリストで、3分の2が聴いた事の無い曲で占められていたという点については、 「金払ってる会員だからって徒に愉しませるつもりはねえんだぜ」 「客に媚びたイベントなんか俺はやんねえんだぜ」 という、「アーティスト・吉井和哉」としてのストイックさをまず感じましたが、勿論吉井和哉なんですからそりゃストイック半分計算半分で、 「高い会費払ってまで自分を好きだというファンは、まずこの曲たちにどういう反応を示すのか」 というリサーチの意味も当然そこにはあったと思います。 が、そういう感じでずーっと新曲ばかりで押してきた挙げ句“バラ色の日々”を歌っちゃう、というあたりが実にどうも「三つ子の魂百まで」といいますか、いや、 「三つ子の魂とりあえず三十九まで」 でしょうかな。 ともあれ、 「知らねー曲ばっかで立ちっぱなしで退屈なんだよお」 というこちらの気持ちを上目遣いにくすぐってくるような、卑怯未練な(笑)アプローチもまた健在であるというその一点に、私は、たいへん嬉しくなりました。 先日のSETSTOCKでは“LOVE LOVE SHOW”を演奏したそうです。 これは、夏場のフェスならではの祝祭モードによって、「イエロー・モンキーのカバー敢行」に対する一部ファンの嫌悪感・不信感を、まあ悪い言い方をするなら有耶無耶にしちゃいたい、という発想なのか、とも受け取れます。 そういう次第ですから、今もっとも気になるのが8月6日のROCK IN JAPAN FES. 2006@ひたちなか。 なにしろこのフェスの第1回では、台風接近の豪風豪雨をまともに受けて、三荻野球五ばりの青ジャージで(笑)この曲を熱唱した吉井和哉であった。 彼が、この曲を通してなんらかのミラクルを起こそうと考えているのなら、いや、 「ミラクルが起きるよ。俺は起こすよ」 という事を私たちに伝えようとするのなら、もしかするとこのライヴのときかも知れない、と少し思ったりします。 「解散(あるいは休止)したバンドの持ち曲を、ソロになったもとメンバーが演奏する」 という事について、客側には露骨な不快感を表明する人もいるようです。しかし実際こないだの「大槻ケンヂと橘高文彦」のセットも80%が筋少の持ち曲であり、アンコールで出てきた本城聡章は 「筋少やめ組のくせに筋少の曲ばっかりやりやがってよお」 と笑いながら皮肉を言っていましたが、演奏する側と観る側には、その点についての温度差がやはりあるのではないだろうか、という気がします。 というか、大槻ケンヂと橘高文彦が並んで筋少の曲を演奏した件について、筋少ファンからは、 「ふざけんなばかやろう、やめ組のくせに!」 という声が実際上がっているのかどうか。寡聞にして存じませぬが。 「バンドのカラーを代表するようなヴォーカリストが、これまた一種カリスマであったようなギタリストを横に置いて、かつての持ち曲を演奏している」 という状況だけ取るなら吉井和哉も同じ。 しかし、吉井和哉に限ってはなにをどうしても只では済ましてもらえない。 いっそ「吉井和哉と菊地英昭」というユニット名義にすればどうなのだ?とかふざけた事を書いていると殴られそうですからやめますが(笑)。 今回、私はきものを着ていったのでフロア後方でおとなしく観ていました。と、隣り合った女性(大阪からいらしたという美女)が、 「ねえねえ、どうして右側があんなにがらがらで、左側があんなに混んでいるのかしら?」 とぽつりとおっしゃいます。 メカラウロコでした。言われてみれば確かにそう。 向かって左側(下手側)にベース、セカンドギター、キーボードがぎゅうぎゅうに詰まっている。 ひきかえ右側(上手側)には、見事に菊地英昭しか立っていない。 ドラムは吉井の背後に隠れてしまうから、正面からステージを仰いだとき、上手側だけ見ていれば、 「吉井和哉と菊地英昭 しか いない」 という状況が難無く出来上がってしまう。 この意味は大きい。 ここから蔓を引っ張ってみると、 「そもそもイエロー・モンキーとはなんだったのか?」 という根っこまで、わりとするりと辿り着いてしまいそうだ。 いや、昔っからモンキーファン(吉井ファン)であった賢明な皆様には、今更釈迦に説法でございますね。すみません。 ともかく私、 吉井和哉よ。 あんたはそこまで菊地英昭が好きなのね。 と、しみじみ思いました。 一ギタリストに対するこんなにも露骨で独占的でいびつな愛情表現を、金取って観せるステージでやってしまう。 客の神経などいくらどれだけ逆撫でしてもこの点については俺は譲りません、という思いがありありと透けて見えるような気がして、 「ああ……なんつうかほんとに……これが吉井和哉だよなあ」 と、改めて彼の抱える不憫さを思って、涙が出そうになりました。 このライヴを経て今私が思う事。 間宮明信の台詞を借りて恐縮ですが、 吉井和哉、ガンガン行け──!! であります、ええ。12月28日はあたしゃガンガン行けないけどな(笑)。
by red_95_virgo
| 2006-07-29 13:07
| 吉井和哉
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Comments(8)
ふはは。ロビン&エマってのい〜ですね。打倒ジャニーズ!中年のアイドル!
黄猿の頃から、ロビンはエマちゃん好きですよねぇ。ヒーセとは親友って感じに見えたんだけど、エマの場合は、、。惚れてる? エマの弟なせいか、アニーはロビンによくいじられていたような(金の玉手箱出演時などにかいま見えた4人の関係)。 ソロの吉井さんも素敵だけど、やっぱり黄猿のロビンちゃんがまた見たいな〜。
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red_95_virgo at 2006-07-30 13:28
>いまるさん
こんにちは。イエロー・モンキーの頃は、エマという「お兄ちゃん」をアニーと張り合っているようなふしも見受けられた吉井和哉、ああますます不憫な一人っ子ちゃんです(笑)。 イエロー・モンキーというヒエラルキーの頂点にいたのは間違い無く菊地英昭で、吉井和哉は永遠に菊地英昭には勝てない仕組みになっているんだろうな、と思います。 以前、「エマの自立を吉井が妨げている」というご意見をいただきましたけれども、束縛嫌いのペガサスであるエマが吉井の左隣で翼を休めている、あたかも隔離・孤立させられているかの如きステージ上の姿に、静謐にエロティックなものを感じてしまって本当に困ります。 “薔薇娼婦麗奈”の歌詞ではないですけど、 《お願いだこの僕と手をつないで地獄を見にゆこう 頼むからこの僕と腕を組んで地獄を見にゆこう》 と彼の足下に跪いて懇願する吉井和哉の姿が見えるから。 そしてもちろん、そうした彼らがいる場が「イエロー・モンキー」であるのだったら、これ以上なにも言う事は無いんですけどね(笑)。
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リン
at 2006-08-01 02:48
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FC限定って何やるんだろ?って思ったら・・・ほんとにリサーチだわ。
“あっ、アタシって試されてる?”とか思いましたもん(笑)。 最後の最後にエマちゃん引き連れて「恋の花」でしょ。あー、もうこの人ってばエマが大好きなんだなと、胃の腑をギュッと掴まれるような切ない歌を聴きながら、切なくなりました。 前にインタビューでエマにサポートして貰う事に関連して“どんどん外に出て欲しい”みたいな“今度のツアーは都合がつかないくらいな状況にもなって欲しい”ようなこと言ってましたよね?(記事がすぐ出てこなくてうろ覚えですが) そうは言っても、この人はステージに立つ時、自分の左にはどうしてもエマに居て欲しいんだろうなとしみじみ感じました。 そしてエマちゃんはといえば、束縛が大嫌いなペガサスだけに、嫌だったら傍らには居ないと思うので、やはり彼にとっても“ここは自分の場所”と思っているのではないかと、吉井さんの為にもそうであって欲しいと願ってしまいます。 メンバー紹介で頑なに“菊地英明”って紹介するのは・・・なぜ?“エマ”って呼べるようになる日が来るとよいなと思うのはアタシだけ?
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ramunolovesong at 2006-08-01 10:02
私もFC限定にいってきました。レッドさんならどう思ったかなと思い、のぞいてみました。ヒエラルキーの頂点はエマだってこと、納得です。なるほど。
それから、今週末、RIJフェスいってきます。何かまた嵐が起こるのでしょうか。まだ、覚悟はできてません。。。 あとあと、12/28の武道館はどうなってしまうのでしょう。短絡的な考えでは、’あれ’しかないような気がしますが・・・。
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red_95_virgo at 2006-08-01 23:12
>リン
まとめレスで失礼します。 “恋の花”という曲は、「横にエマを置いて」という事を殊更強調したくて最後の最後に演奏した、としか思えぬ展開でしたね。 そういう、どうしようもない吉井和哉が好き(笑)。 ライヴ終演後にお逢いした皆さんも概ね 「しょうがねえなあ(苦笑)」 だったのは、吉井和哉という人をその人となりも含めて受容し、共に笑いながら、「この先のこの人との出逢いをひとつひとつかみしめていこう」という長年のファンならではの情愛と感じました。 吉井さんは、幸せですね、やっぱり。 「エマちゃん」て呼ぶのは、やはり「イエロー・モンキー」のときじゃないと呼ばない事にしようと思い決めているのかどうなのか(しかし客は呼び放題だが。だって今更「菊地ー!」とか「ひであきー!」ってのはちょっとな……)。 でもオフでは呼びまくりなのかどうなのか(笑)。 12月28日は代わりに見届けてきてくださいませ。託す!
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red_95_virgo at 2006-08-01 23:21
>ramunolovesongさん
お久しぶりでございます。 新曲をまずライヴで披露して、その後アルバムにまとめる──たとえば大好きだったボ・ガンボスなどはそういうバンドでしたが、吉井さんに関しては、そうした手法はあまり採用しないのではないか、と勝手に思っていました。 ソロになったのちの彼の曲は、ライヴ的な祝祭感やその場のノリ一発でわーっと盛り上がってしまう類のものでは無いので、いきなり演奏されるとめんくらってしまいます。正直、新曲については 「今ここで味わうべきではない」 と考え、敢えて耳と心に蓋をして(笑)ちゃんと聴かずに終わりました。10月の音源発売を待ちたいと思います。 が、おそらくこのあともフェスでは新曲中心のセットで行くでしょう。 RIJF2006、私も参ります。 なにが起きるのか。あるいはなにも起きないのか。 楽しみですね(笑)。
redさま、はじめまして。ぴんがと申します。
時間の経ってしまったコメントですいません。 私もペティコートからの流れ者で、先日のKYライブに参加したのですが、吉井&エマに関してあまりにもredさまのおっしゃるコトに同感でしたのでちょっと一言をと思いまして^^; といってもほぼ同感なので新しく書くことは何もないのですが・笑。 私にも、足下に跪いて懇願する彼の姿が見えてます・笑。 ・・わりと吉井さんのことは推測出来るのですが(みなさんそうでしょうが)、エマさんはこのあたりどこまで認識してるのか。結構上手(うわて)だなあとは思うのですが、私にはあまり読めません。 ファンもエマには勝てない構造になっているのかも・笑。 また遊びに来させていただきます~神奈川と12・27(28も)、私も参戦予定(取れれば)です~。楽しみましょうね~。
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red_95_virgo at 2006-08-12 10:41
>ぴんがさん
いらっしゃいませ、コメントありがとうございました。 ブログも読ませていただきました。 ちなみに自分も、萩尾先生大好きです。世代的に『ポー』で育てられたようなものですから(笑)。 やはりぴんがさんにも、足下に跪いて懇願する吉井和哉、見えますか(笑)。 『追憶の銀幕』中野サンプラザの“Suck Of Life”のパフォーマンス(エマに突き飛ばされて、傷ついた表情と卑屈な笑顔をごちゃ混ぜに浮かべて擦り寄る吉井)が最も的確にこのふたりの関係性を表しているなあと、あとになってしみじみ思ったものでございます。 最初、エマという人は「苦手」な人でしたが、年々、 「もしかしたら、自分と性格が似ているところが無意識に嫌だったんじゃないだろうか」 と思うようになり、今じゃちょっと共感したりもしています(笑)。 ひたちなか、黒スーツの吉井和哉の隣の菊地英昭は、やはりぽつんと孤独でした。その佇まいがなんというか臈長けた感じで(女性への形容ですけど)、至極エロかったです。 吉井和哉がメンバー紹介で 「エマ!」 と呼んだのも印象的でした。 こうなるとツアーがますます楽しみです。 お互い、無事チケット取れますように。
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