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2006年 07月 22日
べつに楽器に限らずでしょうが、己自身が一つも切羽詰まっていない時期は、集中して稽古しようと思えば思うほど、どんどん空回ってだめになってゆきます。
当たり前です。死ぬ気でやってなんかいないからです。 まだ、あとに引く余地があるのを小狡く承知しているからです。 まだ大丈夫。 まだ本番まで日数あるし。 7月に入ってからがんばればなんとかなる。 といったように、際限無く自分に甘くなります。 しかし怠惰の罰はきちんと当たるものです。 頼みの綱の7月は、ほんとだったら6月中に終わる筈だった仕事が遅れに遅れてどぉっと入ってきたりして、稽古に当てる時間がみるみる削られていったりする。 この前の水曜日が浴衣ざらい前の最後の稽古だったのですがもうその出来ときたら最悪。 「いつもはちゃんとできる人なのにねえ。よっぽど忙しいのね」 と、師匠は嫌味で言ったわけではないのだろうが、そういう一言が耳に刺さります。 「ああもうだめだ……俺はダメ人間のまま一生を終わるのだ……」 と弱音吐きごっこを繰り返しながらも、それでも生きていかざるを得ない。 開き直ってきのうおとといは、通常の倍のスピードで仕事を片付け(ひとつ切羽詰まるだけで関係無い方面の能率もぐんとアップするので、二六時中切羽詰まっていたほうが良いかも知れません)、自主トレ時間を無理矢理捻出。今朝なんか6時起きして朝練なんてやってしまいました。 今、本番終わって家に帰ってきたところですが……おそろしいもので、ほんとになんとかなりました。 間違えたところもいくつかありましたが、水曜日のあのよろよろの惨状から、火事場の馬鹿力とはいえここまで這い上っただけでも、まあ良しとしようじゃないか。 師匠にも、 「相当練習したでしょう」 とニヤリとされてしまいました。図星です。不肖の弟子ですみません……。 やっぱり、 「絶対に諦めない」 という『アストロ球団』の教えは本当に偉大だと思います。 超人の力は無くとも、できるところまではなんとかやってみるものだな。 問題の曲は「雨の四季」。 ぐずぐずじめじめしたこの気候には、幸か不幸かぴったりはまってしまいました。 でも、本日めでたく引導渡したので、ここらでそろそろかっきりと梅雨明けして欲しいものです。
by red_95_virgo
| 2006-07-22 15:07
| 長唄
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Comments(10)
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まつこ
at 2006-07-22 19:02
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なかなか梅雨明けしてくれませんね。九州在住ですがまた大量に雨が降りそうで本当に待ち遠しいです。
専業主婦の立場になってから自分の力量を試すという機会が殆ど無くなりました。 お葬式や法事なども主催ではなくあくまで下働き、PTAでも下っ端(^^;)でしたので「能力をフルに使って仕事をする」ことにすっかり縁遠くなっています。 redさんのお仕事ぶりとアストロガッツに、このままじゃいかんな~と毎日同じことの繰り返しの日々を振り返ってしまいました。 >二六時中・・・いいですね!体を壊したら元も子も無いですよね。 >絶対に諦めない・・・そういえば15分で朝食と弁当を作った時は燃えていたかもしれません。とてもちっさいアストロガッツ(笑)。
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カタリーナ
at 2006-07-22 20:54
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本番だったのですね! お疲れ様でした。
時間がないほうが上達するというの、とてもよくわかります。 多分時間がない分、要領がよくなるんでしょうね。 いつもそうやって練習できればいいんでしょうねえ…。 「絶対諦めない」は大切です。 そして「自分はできるんだ」という暗示も時々必要です。(苦笑 いつかレッドさんの音色を耳にできる機会に恵まれますように。
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リン
at 2006-07-22 21:56
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お疲れ様でございました。
稽古ごとというものを齧っている身には非常に身に染みるお話でございます。 そうなんですよ。お尻に火が点かないと真剣に取り組めないのですよ。私なんぞも“花展”やら“お茶事(亭主側としての時)”という事態になって、毎度アタフタとするので、非常に身につまされます。 しかし、火事場の馬鹿力だろうと何であろうと、本番でしかと力を発揮できるというのは、やはり日頃の稽古の賜物ですよ、レッドさん。 日頃の稽古もサボっている私には・・・聞かないで下さい(笑)。 私もレッドさんのお三味の音色をお聴きしとぅございます。
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tomopon
at 2006-07-22 23:36
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お疲れ様でした。
私も、尻に火がつかないと動かないタイプでして・・・毎回綱渡りの仕事場(笑・・・ではない)。
浴衣ざらい、おつかれさまでした! ホントに、忙しい時のお稽古はツライですよね。
私の場合、時間があるからお稽古するかというと、そういうわけでもありませんが……(苦笑)。 今年は、幸か不幸か浴衣ざらいがありませんでした。とてもお気楽ですが、やはり発表の場がないというのは寂しいもので、お稽古にも身が入りませんよ(笑)。やはり、目標がないとダメですね。自分を試す場があるということは、ありがたいことです。 ふだんは、ダラダラとした生活を送っているので、時々は、緊張感のある時間というものが必要だとつくづく思いました。 『雨の四季』、良い曲ですよね。いつか、レッドさんの生演奏を聞いてみたいです!!
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red_95_virgo at 2006-07-23 22:05
>まつこさん
雨が降らなければ降らないで水不足になるし、降ったら降ったで土砂災害とかが起きるし……いい案配に降ってくれよと思いますが、なかなかそうは問屋が卸してくれませんね。酷暑も嫌ですけど、このじめじめ加減とはそろそろさよならしたいです。 私は、幸か不幸か家族がいないので、自分の仕事と趣味にかなりの時間を割けるのですが、逆に家の中の事がどうしてもおろそかになってしまうのが難です。専業主婦の方なら身にしみていらっしゃると思いますが、家事は永遠に続くものですよね。火事場の馬鹿力で一気に済ませるという事は、そうそう通用するもんじゃないなあと実感します。
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red_95_virgo at 2006-07-23 22:16
>カタリーナさん
大概の事に根拠無き自信を持っている私ですが(笑)、お稽古ごとというのは地道な努力の積み重ねが自信を生み、自信が持てなければ音楽を愉しむ事そのものも危うくなってしまうな、という事が、こういう局面になりますと毎度よく解ります。 たとえ趣味でも、私、「下手でも楽しければ良い」とは到底思えません。 下手だと全っ然楽しくない。やるからには上手になりたい、と思います。 以前、「寝かすも稽古のうち」という事を書きましたが、この2日間でも実感しました。 「右腕が、動かねえー!!」 と球四郎ごっこをして(笑)、忸怩たる思いで寝に就くのですが、翌日になるとあら不思議、前の日にまったく覚えられなかったところが体に入っているという。 これだから楽器はやめられませんね(笑)。
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red_95_virgo at 2006-07-23 22:21
>リン
ねえ、好きで始めた事なのに、どうしてケツに火が点かないとやる気が出ないんでしょう? 「おまえは本当に好きなのかそれが?」 と自問自答を繰り返す日々です。でも、やめるのはなんか負けた感じがして嫌。誰にorなにに「負ける」のかは解りませんが。 でもねえ、本番で力を発揮できるのも、いつもそうなら良いのだが(笑)。「稽古場大関」ってやな言葉ですけど、ときどき「そうかも……」と思うときがあったりなんかして。カタリーナさんへのコメントにも書いた 「やるからには上手になりたい」 が行き過ぎると完全に空回りします。難しいものだ……。
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red_95_virgo at 2006-07-23 22:31
>tomoponさん
私は仕事では「締め切り」というもんがあるので、ケツに火が点くのを待っていたらごはんが食べられなくなってしまいますが、綱渡りという点ではやっぱりそうかも知れません。 お仕事を掛け持ちして受けないと稼げないので、作業時間を計算しつつ、すごく緻密に段取っていくのですが、その分、逆に突発事態が起きたらもう最悪です(笑)。
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red_95_virgo at 2006-07-23 22:40
>七織さん
「雨の四季」、始める前は「なんか面白いなこの曲」だったんですが、弾いてみたら一筋縄じゃいかないというか。全然難しくはないんですが、 「えー、なんでここからその音に行くんだよ! ありえない!」 という感じで。 長唄なんて結構決まった手の組み合わせ繰り返しだったりもし、そういうのがつい手癖になってしまうのですが、やっぱ昭和の長唄は素直じゃないです(笑)。でも、弾いていて楽しい曲でした。 そして、稽古中から早くも来年の浴衣ざらいの演目を決めてしまいました。 「胡蝶」です。 ああ、どうしてまたこういう超絶にむずい曲を選んで首を絞めてしまうのか……。 私も七織さんの艶姿、いつか拝見しとうございます。 お差し支え無ければ、会のご案内、お知らせくださいまし。
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