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2006年 06月 27日
「アンドレアス・フォン・ヴァンゲンハイム(Andreas von Wangenheim)」
というクラシック・ギタリストのリサイタルに行ってきました。 tomoponさんの旦那様が行かれる筈だったのがお仕事で行かれなくなってしまったとの事で、代わりにチケットをお譲りいただきまして(ありがとうございました)、青葉台のフィリアホールへ。 クラシックのコンサートはまず行かない私です。 だがしかし、「クラシックギター」にはちょっと興味あり。 あとこの方、貴族の血筋なんですね。しかも男爵。 男爵と言えばバロンです。 ドイツ語でもBaron。バロンてだけでクラッときちゃう私。困ったもんだ。でもってビジュアルがまたちょいとノーブル。 ね? 不純な動機ですまんのう。 はじめて訪れたフィリアホールはとても素敵なホールでした。しかもロビーで出してくれるワインの盛りも良いじゃないか、うむ。そんな事で喜んでしまうのよ酒呑みって。卑しいなあ。 普段は長髪野郎だの刺青野郎だのお化粧野郎だのが跋扈するライヴばかり行っているもんですから、会場見渡して 「長髪率、ゼロ」 という事にちょっとびっくり。考えてみればクラシックのコンサートじゃ当たり前ですよね。 ヴァンゲンハイムさん、黒絹のタキシードなどお召しになって優雅に出てらっしゃるのかしら、とどきどきしていたら、そこらへんのサラリーマンが着てるようなサマースーツ(ちょっとしわしわ)、しかもノータイ。 バロンのくせにクールビズ! グレイッシュな髪色と髪型含め、全体的にバロンというよりは「小泉純一郎感」がそこはかと無く漂っている方。上のビジュアルとは、若干ギャップが(笑)。 しかし演奏はたいへんすんばらしいものでした。 運指のお手本みたいだなあ、と指フェチの私はネックの上を華麗に舞う指ばっかり眺めておりました(4列目だったのでよく見えた)。 やはり普段は、アコギといえどもうちょっとガチガチしてたり、ジャカジャカ弾きまくってたり、固い鋭い音だったり、テンションの高い演奏を耳にする事が多いのですが、ヴァンゲンハイムさんは非常にソフトで滑らか。音と音の間をつなぐニュアンスが限り無く繊細。 音が鳴っていないときにも、そこには「音」が見える、といいますか。 曲目は「オールバッハ・プログラム」という事で、 J.S.バッハ: アンコールで2曲、ご自分のオリジナルを演奏されました。1曲はお友達の結婚を祝福するために作ったもの、もう1曲はエリック・サティへの追想曲。 クラシック音痴なので、メインのバッハがどうだったか、という事は全然わかんないんですが、こっちのオリジナル2曲は、やっぱりアーティストその人が出てる感じがしました。 ノーブルで端正なんだけど、ちょっとどっかゆるいというか冒険してるというか。それでいてすごくやさしい、あたたかい音楽。 やっぱり、「その人」って、こんなふうにもろに出ちゃうものなんですね。 表現ってすごいな、なんであれ。
by red_95_virgo
| 2006-06-27 23:46
| music
|
Comments(4)
楽しんでいただけたようで、こちらも嬉しいです。フィリアホールは室内楽など、敷居の低い演目が多く、ホールの雰囲気もいいので、お気に入りなのです。redさんのレポ読んで、またクラシックも…と思いましたが、当面、演劇で手一杯(笑)
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red_95_virgo at 2006-06-28 22:23
>tomoponさん
いえいえこちらこそありがとうございました。 青葉台の駅に降りるのは初めてなので、いきなり駅周辺が都会でびっくりしました。 行く前に髪をカットしに行ったのですが、私の頭をもう10年以上もやってくれてるスタイリスト氏が、村治佳織さんのヘアもやっていて、これからフィリアホールに行くと言ったところ、 「そこ、村治さんがよくコンサートやってるみたいですよ」 と教えてくれました。今年の11月にも村治さんのジョイントコンサートがあるみたいで、かなり年輩の男性が 「お、村治佳織来るんだ!」 とフライヤーに手を伸ばしていたのが、ああやっぱりクラシックギターファンの方が集まるライヴなんだな、という感じでした。
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カタリーナ
at 2006-06-29 00:15
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クラシックギターはピックじゃなくて生爪ですし、やはり音が柔らかくなりますよね。
BWV998って、バッハのギター曲の中で一番好きな作品。 バッハのギター音楽を聴いていると、あの時代は部屋も狭くて、 日当たりも悪くて暗くて、でもきっととても静かで…という中世の生活が、 とてもよく見えてくる気がします。 わあ、聞きに行きたかったなあ。バロンの演奏。 クラシックで長髪といえば、演奏家自身が長髪なことがよくありますよ~。 ちなみに私の先輩は長髪でトロンボーン吹きで、しかもバッハ以前の曲が得意です。 見かけは売れないミュージシャンぽいので、ギャップありまくりです。
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red_95_virgo at 2006-06-29 10:26
>カタリーナさん
そうなんですよね、ピック弾きとは全然違うソフトな音。電気増幅を行っていないせいもあると思いますが(あと、ホールの音響とか)、耳当たりのやさしい音でした。バッハの曲、チェンバロとかリュートといった中世の楽器のイメージが強かったのですが、クラシックギターで聴いてもこんなに典雅なんだ、と。 >長髪でトロンボーン吹きで、しかもバッハ以前の曲が得意 素敵過ぎ。一度拝んでみたい先輩です! 中世の絵に出てくる器楽演奏する天使みたいなのかなあ……(←絶賛妄想中)。
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