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2005年 10月 07日
「漢」と書いて「おとこ」と読む。
第五球前編の中で、そんな漢のエロスが濃厚に匂ったのが、カミソリの竜改め高雄球六と、峠球四郎の邂逅シーンでございます。 篝火に照らし出された夜の中で、これ見よがしに二人とも上半身裸になっての一騎打ち。 佐藤佑介さんも金児憲史さんも、どちらも甲乙つけがたい美しい肉体の持ち主で、ええもう10回ぐらいリプレイして堪能させていただきました。深夜ならではのサービスありがとうテレ朝の人! でも殺人L字投法破りのために球四郎がやったバッターボックス移動って、わざわざ空中で回転しなくたって歩いて移ったほうが早いんじゃ……? 原作では川上監督が試合中にこれをやって 「投手が投球動作にはいったら 打席を移動できないことぐらい 小学生でもしっている」とルール違反を指摘されてしまうんですが(私は小学生じゃないけど知りませんでした)、そこで 「ルールだの違反だのと そんなものは最初から度外視しているんだ」またも伝説のアストロ語録が生まれたという(笑)。 屋久島でひとり、初代球二追善と贖罪のためにひたすら仏像を彫り続ける、カミソリの竜改め、高雄球六。 やっぱりどっかの某三番組組長を彷彿とさせる姿(笑)。 ロッテ戦の時もベンチで黙々と卒塔婆を手作りしたりしてたけど、仏像の出来もプロはだし。球二の墓に供えたちっちゃい阿弥陀さんだけじゃなく、結構大きい十一面観音像とかも作っている。野球をやめても仏師で食っていけるぞロクさん。 彼が屋久島にいるって事は、世界遺産(当時はそうじゃありませんでしたが)の縄文杉を勝手に伐って、それでバット作って対ビクトリー戦に参戦、アンドロメダ大星雲打法で伊集院大門と一騎打ち、って流れもありなんでしょうか? でも真似するバカが出ないとも限らないから、やっぱり放送倫理的にNGなのでしょうか(笑)。 それはともかく、テンション高いシーンでも視聴者のハートをほっこりとなごませてくれたあの髪型がすっかり落ち着いて、今じゃ七三分けですよ!(原作のロクさんビジュアルに近づいた) やはりあれは、竜の内なる怒りと呪いを象徴する形だったのですね。 そこにいきなり現れる土佐訛りの学ラン男。 「デモーニッシュな坂本龍馬」とでも形容できそうな峠球四郎。 おいおいいきなりかっこいいよ。 この人はとても複雑な人で、単なるヒールとして片付けられないどころか、アストロナインを上回るカリスマティックな魅力の持ち主。 アストロ超人として生まれ、その事で世界から忌み嫌われ、世界を憎み、それ以上に己を深く憎み憐れみ、その愛憎を、捻れに捻れた形でアストロナインに叩きつける。 だから、同じ年齢でもアストロナインたちよりは遙かに老成せざるをえなかったんだろうし、彼らのように無邪気な野球バカではいられないところに、また球四郎という人の悲しみがある。 ズバリここでの球四郎は、露骨に球六を誘惑しにかかっています。台詞回し、目線、動き、全てがロクさん籠絡にロックオン! 彼は、野球に使い捨てられて死んだ父を持ち、野球への復讐の念に凝り固まっていた球六を、負の方向で解り合える相手と踏んでいるからです。 「おまんがやりゆう事は、自分への慰めでしかないき」でも球六の反応ったら鈍い鈍い。球七なんて気配だけでアザが疼くほど感度良いってのに、ロクさんときたら球四郎が小屋の中に入ってきて、自分の近くに寄ってきてもまだ平気。 「人の家に土足で入り込んできて、勝手な事ばかり抜かしやがるが、てめえいったい……うっ!」みたいな。 やっとかい(笑)。 これって彼の背中のアザがテンション上がった時だけに現れるって設定のせいなの? じゃ球四郎はアザ熱くないの? 第四球後編のラストでも平気な顔してましたけど……。 「怒れ! その怒りがおまんの力やき。ほんでもっぺんその力をアストロに向けてみい」どうして土佐訛りってこんなに情念ちっくでイカすんだあ! さて、その頃アストロナインはとってもチームワーク良さげに仲良く練習にいそしんでいます。 前回の「グギッ!」が心配な球一の腰、とりあえずスカイラブ投げても大丈夫な模様。二代目球二もすっかり古女房のよう(笑)。 キャストの皆さん、普通に野球が上手いですよね。横浜高校時代に松坂大輔とバッテリー組んでた上地雄輔さんは勿論、鈴木飛雄さん@球三郎もナイスプレー。でも1人だけ変にハイテンションの人が。 「もっとケツの穴締めてくらいつけ!! そんなんじゃなあ、巨人さんに具のねえスープみてえに掻き回されっぞー!!」ああまた球七様語録に新たな歴史が1ページ追加だよ……。 「具のないスープ」ってなんのアナロジーだよ? 幼少期のトラウマなのか? ドラマではこの人は、 「サーカス小屋で弟と共に軽業を見せていた」 って設定になってますが、きっと小さい頃からものすごく苦労してきたのだろう。 親の借金のカタに、珍しい双子だからってんでサーカス団に売り飛ばされて、阿久津真矢みたいな団長に鞭でひっぱたかれて芸仕込まれて。興行時間中はトイレ禁止、客前で失敗したらごはんなんか食わせてもらえません。具の入ったスープなんてたぶんお正月しか飲ませてもらえなかった筈だ……。 でかいだけが取り得の弟は第一球後編で 「もう少し練習しねえと、また団長にただメシ食らいって叱られっから」とかっつってのーんびりバーベル放り投げて小屋の床壊したりしてましたが、そんなできない子の親代わりとして、人に言えないような辛い目にも遭ってきたんだろうなあ兄ちゃんは。不憫な……。だからちょっとぐらいテンション変でもあたたかく見守ってあげよう(笑)。 で、アストロ球団旗を燃やそうとした不届き者・球四郎に真っ先に突っかかってくのもやっぱりこの子。 火の玉小僧の面目躍如だ。でも、ああ走り方もすごくヘン(笑)。案の定、「超人たちの中でも一、二を争う実力の持ち主」と言われる球四郎にいいように弄ばれちゃう。 「ずいぶんと威勢の良いおチビちゃんやのう(笑)」おチビちゃん。 球四郎様の口から出ると、やたらえろい響きを伴って聞こえてしまうわ……。 完成間近のアストロ球場監督室でのミーティング場面は、個人的に超人の私服に注目でした。 球一、球二は普通だが、季節問わず袖無し半ずぼんがデフォの兄ちゃんとか、ずーっとサイケなちゃんちゃんこの弟とか、やっぱり青ジャージの球五とか(笑)。 そして、白のスーツに胸元とカフスにフリルをあしらった白ブラウスを合わせた王子様ルック、さすがはアストロの貴公子・伊集院球三郎様、お素敵。 9月8日ロフトのイベント時にもそうだったらしいですが、そのまま歌舞伎町のホストクラブでナンバーワン張れそうな佇まい。 エンドクレジットのメイキングショットでの、横分け長髪・赤タートル・白パンツ・サングラスの球三郎様も、70年代感横溢しててかっこよかったっす。でもあれ敵情視察のための変装なのか? 本編最後に出てきた男の子「新ちゃん」は、シュウロこと千葉真一さんのご子息だそうです。 あんなにちっちゃいお子さんがいらした事にちょっとびっくりです。 原作の新ちゃんみたいに、漬け物石ぐらいの大きさの石を球四郎の顔面にくらわせてくれるのかと思ったら、意外と小石でショボかったですけど。そんな新ちゃんをぶっとばして一言、 「坊主、今日このわしから受けたくやしさ、忘れなよ。わしを憎むのに遠慮するな。全力で憎い敵にぶつかった時、おまんはもっと前に進めるがやき。おまんがおっきゅうなった時を楽しみにしちゅうぞ」くぅ、これぞ漢の台詞でございますよ。 そして最後に、ちょっと影のある表情でぽつりと、 「憎まれるがは、慣れちゅうきに」 なんかもう、かなりの勢いで目が離せないキャラになりつつある峠球四郎様でした。
by red_95_virgo
| 2005-10-07 01:28
| アストロ球団
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Comments(5)
コメントありがとうございます。
やっぱり、球四郎の打席は反則打席ですよね・・・まあ不可能を可能にするのがアストロですからね・・・。 そういえば、アストロ球団とビクトリー球団の戦いがPS2でゲームになるそうですね→http://www.famitsu.com/game/coming/2005/09/02/104,1125631309,42883,0,0.html
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lovey.tryoumama
at 2005-10-07 21:40
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TB&コメントありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきました。 球四郎に立ち向かった男の子、どこかで見た事があるな~、 と思っていたら、レッドさんの記事で思い出しました。 千葉さんの息子さんですよ、そうですよ! この間、旅番組みたいなのに家族で出ていたのを見たので 記憶に残ってました。 球三郎サマの衣装、ステキでしたね(笑)。 メイキングのは、一瞬誰かと思いました(汗)。
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red_95_virgo at 2005-10-08 12:40
>CODYさん
こんにちは。 アストロゲーム情報ありがとうございました。 「ストーリーを読み進めつつ、随所に盛り込まれたミニゲームをこなしていくアドベンチャーゲーム」 って、いったいどういうもんだか気にはなります。野球なのにアドベンチャーゲームっていうのもなかなかアストロらしくて良いですね(笑)。 > lovey.tryoumamaさん TBありがとうございました。 千葉真一といえば条件反射で野際陽子が浮かんでしまう『キーハンター』世代のわたくしですが(笑)、まさか野際さんとのお子があんなに幼い訳は……と思ったら二度目の奥様とのお子様でした。 目力が強くて、いい男になりそうな「新ちゃん」でしたね(笑)。
TB&コメントありがとうございました!
レッド様のご丁寧なご感想そして文章力の素敵さに毎回楽しみに拝見しにうかがっております。 球四郎と球六の場面、そして球七の件も、自分も相当ドキドキでした!(笑) エンディング、私もあれは偵察用変装なのかどうか気になっております・・・
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red_95_virgo at 2005-10-12 11:33
>岩家さん
こちらこそ、ありがとうございます。 ごめんなさい、岩家さんの記事を拝見してからというものの 「うずき上手」 が脳裏でぐるんぐるんしています(笑)。 ボールのアザは超人パワーの源ですが、つまりあのうずきをエネルギーに変換して彼らは闘うって事ですよね。球七ってもしかしてそのポテンシャルが一番でかいのかなあ、なんて(笑)。 で、球三郎の変装(?)、確か原作での偵察のお相手はロクさんでは? でも八とのツーショットなとこを見ると、やはりロクさんはビクトリー戦始まるまで屋久島でバット作ってるって事になるんでしょうか。ああ今夜が楽しみになってきました!
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